活躍する卒業生たち
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読者によろこんでもらえたときが
いちばんうれしい。

2002年卒

ふじた きりん
京都 京都芸術短期大学卒
イラストレーター
 
「おもしろい!」と思える作品をつくること。
フリーのイラストレーターとして、4コマ漫画や書籍のカット、イラストエッセイや体験レポートなどを雑誌に描いています。こういう仕事をしていると、読者の方によろこんでもらえたときが、いちばんうれしいですね。私は京都芸術短期大学から編入したので、友人と過ごすより、大量の古本を買い込んでアパートでひとり本を読んで過ごす、そんな学生でした。でも、先生がたには心から感謝しています。授業で先生がたの素晴らしい作品を直接見ることができたことは、自分のレベルを知るという意味でも勉強になりました。先生に「イラストレーションは、上手い、下手ではない」と教わり、「自分がおもしろい!」と思える作品をつくればいいんだ、ということに気づかされました。
イラスト
  ITmedia Biz.ID 「シゴトハック研究所」にて四コマ漫画・連載中
ITmedia Biz.ID 「シゴトハック研究所」にて四コマ漫画・連載中
 
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小さい頃の遊びといえば
画用紙に絵を描くこと。

2003年卒

谷口 愛
岡山 落合高校卒
イラストレーター
 
自分の個性は描いているうちに自然と出てくる。
実家が文房具屋をやっていて、小さい頃から色鉛筆やクレヨンが使い放題でした。だから、遊びといえば画用紙に絵を描くことが当たり前みたいな環境で育ったのです。美術系の大学に通ういとこがいて、その影響もあったかもしれません。私が成安造形大学に在籍していた当時はまだイラストレーションクラスとして確立されてなくて、印刷クラスのイラストレーションコースといっていました。そこでいろいろな先生から教わりましたが、特に宝永たかこ先生に教わったことが大きいですね。「好きな作家の真似であろうと、それでもいい。自分の描きたいものを描き続けていけば、自然に自分の色や個性が出てくるんだ」って。それからだと思います、私のなかで絵に対する肩の力が抜けたのは。

ひとが見て、くすっと笑ってもらえるような絵を描きたい。
大学を卒業してからも、2年間は研究生として大学に残っていました。自分がどういう絵を描いていきたいか結論が出ず、もう少し試行錯誤の時間が欲しかったのです。その後は大学でTA(ティーチングアシスタント)、非常勤講師をやりながら、個展を開いたり、出版社の仕事をしたりしています。絵を描くときは旅とか、趣味、祭とかまずテーマを決めて、そこから思いつくキーワードを紙に書き出すんです。そうしながら発想をまとめあげて絵にするといった感じです。絵本のようにきちんとしたストーリーがあるわけではありませんが、1枚の絵にストーリーを集約されたような感じ。ユーモアのある情景とでもいうのでしょうか、ひとが見てくすっと笑ってもらえる、そんな絵を描いていきたいと思っています。
 
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「ピーターと星の守護団」
日本翻訳版の装丁画・挿絵・広告用キャラクター原画担当
以下シリーズ通して装画挿絵担当予定
 
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遠い憧れから
身近なものへの親しみへ。

2000年卒

上原 結子
滋賀 安曇川高校卒
イラストレーター
 
絵でなければ入り込めない、ひとの心のなか。
現在はイラストレーションの仕事と、個展を開いて絵を売る活動をしています。私の描く絵は女の子を主人公にしたメルヘン系のものが多く“心がなごむ絵”だといわれることが多いです。昨年11月、地元で絵を展示したとき、こんなことがありました。近所の方が、「絵本の森へ」という絵を見てとても気に入り、どうしてもその絵をゆずって欲しいとおっしゃるのです。女の子の表情が忘れられないといわれ、おゆずりしました。その方は多くの苦労を乗り越えてこられた方だと聞きました。そんな方が私の絵を気に入ってくださり、私の絵が少しでも心の支えになるのであればと、とても感激しました。個展のとき、私の絵を見て自分やお子さんに重ねあわせ、涙を流される方もいらっしゃいます。「幸せになれるように」と、自分のために絵を買われていく方もいらっしゃいます。そんなとき、絵を描いていて本当に良かったなぁと思いますね。

子どもたちに絵を描くことの楽しさを教えてみたい。
卒業後は、絵を描きながらもっと自分自身を見つめなおしたくて、滋賀大学大学院教育学研究科へ進学しました。ですから、将来は絵を教える仕事もやってみたいと思っています。いまの教育って、美術の授業は隅に追いやられているようでしょう。知識だけじゃなく情操を育てるという意味でも、子どもたちにもっと絵を描く楽しさやモノをつくることの楽しさを教えていきたいなあと思っています。学生の頃はとかく“遠いもの”に憧れたものですが、自分の絵を描くようになってから、ごく身近なところにも自分にとって大切なものがいっぱいあるんだ、と気づくようにもなりました。そういうものを、私なりの表現や技術で、いまの子どもたちに伝えていけたら、と思っています。
 
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