フィギュア・トイコース

Figure and Toy Course
subject

各コースの情報は、大学案内のイラストレーション領域情報冊子に掲載しているコースの概要です。
各コースのカリキュラム情報は、現在作成中です。

二次元から三次元へ。
実在するイラストレーションがフィギュア・トイ。

フィギュアとは、英語で「姿」のこと。人類が文明を手にした時、絵を描くことと同時に始めたのが、立体を作ることでした。特に日本には「立体造形や玩具を愛する」文化があります。たとえば雛人形。当初、子どもの遊び道具だった人形は、やがて技巧を凝らした美術工芸品に進化していきました。江戸時代には、動物や植物を精密に彫刻した「根付」と呼ばれるアクセサリーが流行します。戦後の日本ではブリキの玩具が大量に作られ、その精巧さは世界的に評価されました。
そして現代。フィギュアやドール、トイは私達の生活を彩る重要な文化のひとつです。映画やアニメのキャラクター、動物や植物、お菓子や乗物。ありとあらゆるものがミニチュア化され、人々に愛されています。。

単なる形だけではなく、空気や重力まで感じさせるのがフィギュアの魅力。[卒業制作]
息遣いまで感じさせる、芸術性の高い関節人形「ドール」。[卒業制作]
トイを商品として成立させるには、プレイバリューやコレクション性も重要な要素。パッケージングまで含めて、商品を企画します。[卒業制作]
ダンボールで作られた、ディスプレイとしての立体造形。素材から考える形もあります。[卒業制作]

立体とイラストレーションの密接な関係

フィギュアに代表される立体造形は、イラストレーションと密接な関係にあります。複製され、手軽に手に入れることができること、現実を写した表現(具象)であること、デフォルメや写実表現の魅力、実用性と娯楽性の共存など、イラストと共通した多くの考え方を持っています。イラストが技法を問わない表現である以上、それが立体にまで及ぶのも当然でしょう。立体造形作家でイラストレーションも手掛ける人が多いのは、この二つの表現が非常に近いものだからです。
立体造形をこういった視点で見れば、フィギュアやトイといった商品に留まらず、ショップのディスプレイ、3DCG映像の原型、博物館の展示品、映画の特殊メイクやコスチュームなど、非常に幅広い可能性が見えてきます。3Dプリンタ、3Dスキャナの発達により、今後、立体造形技術はますます重要性を増すでしょう。描くことと立体を作ることを同時に学び、その表現力を手にする。ルネサンス時代に優れた絵画と彫刻を遺したミケランジェロを継ぐのはあなたなのです。

粘土を使った写実的な表現で立体感覚を養い、自分ならではの形を身につけていきます。
これからの立体造形に欠かせないのが3DCGモデリング。デジタルで造形したフィギュアを、3Dプリンタで立体化。[教員による作例]
PAGE TOP