風景イラストコース

Landscape Illustration Course
subject

各コースの情報は、大学案内のイラストレーション領域情報冊子に掲載しているコースの概要です。
各コースのカリキュラム情報は、現在作成中です。

空間を表現し、空気までも描き出す。
ドラマチックな風景たち。

空間も時間も、自由に旅することができるタイムマシン。それが風景画です。旅先で立ち寄った港町。異国の市場。歴史を感じさせる町並みや、近代的な大都会。そういった場所の魅力を描くことはもちろんですが、現代では映画やゲームのコンセプトアート(場面設定)、アニメの背景美術など、エンターテインメント産業において、風景がとても重要な役割を担っています。たとえば、物語の主人公たちが出会う場所はどこがいいのか。教室?校舎の屋上?それは夏の暑い日?それとも粉雪が舞う冬?ゲーム上で冒険の舞台となる異世界にはどんな文明や文化があり、人々は何を思って暮らしているのか。そういった情景をリアルに、また細部まで綿密に描き出すことで、物語のテーマが浮かび上がってくる。それが風景イラストの役割なのです。

滋賀の豊かな自然、ノスタルジックな町並みなど、大学の周辺には写生スポットがたくさんあります。[3年生課題作品]
風景のディテールにはドラマがあります。だれがいつ、なぜ作ったのか。それを読み解き、再構成するのが風景イラストの醍醐味。[卒業制作]
空想的な世界を作り出すには、自然や建築に対する造詣の深さが必要となります。[卒業制作]

風景の魅力を知る、絶好のロケーション

風景のスペシャリストになるには、まず、実際の風景をたくさん見て、描くことから始まります。成安のある琵琶湖湖西地区は、豊かな自然や、ノスタルジックな町並みに恵まれた絶好のロケーション。四季によって大きく表情を変える世界の魅力を肌で感じながら、たくさんのスケッチを行います。
ゲームやアニメでは、建物や物そのものをデザインする必要もあります。空想的な風景のアイデアをどこから得て、どう構築していくのか。なにを資料として使うのか。地形や植生、建築についての知識も欠かせません。そして描き出すテクニック。透視図法や空気遠近法といった基礎、絵具や筆の使い分け方、構図の考え方を身につけていきます。
風景イラストがめざすのは、見る者の心をゆさぶる風景です。それは描く側の豊かで繊細な感受性と、それを描き出す確かなテクニックによって、はじめて実現するものなのです。

まずは実際の環境の中で、その空間を描いていくトレーニング。何をどう見て、どう感じているのかを自分自身で確認しながら、絵として定着させていきます。
空間をリアルに描き出す第一歩は、透視図法を使いこなすことからはじまります。写真や3DCGを利用することもテクニックのひとつ。
風景を描くテクニックは、伝統的な絵画技法、アニメーションの背景美術テクニックなど、先人たちから学ぶものがたくさんあります。
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