メディアイラスト表現コース

Media Illustration Course
subject

各コースの情報は、大学案内のイラストレーション領域情報冊子に掲載しているコースの概要です。

印刷、挿絵、広告。
メディアならではの明快な表現。

イラストレーションは、歴史的に文字と組み合わせて誌面を作り印刷される「デザインとしての絵画や図版」として描かれてきました。物語に添えられ彩る挿絵、鮮烈なイメージを伝え表紙や広告を飾り人目を惹くためのイラスト、説明の補足をし正確に情報を伝えるための実用的イラストなど様々な用途があり、またそれは見る人にとっての楽しみとなります。

[挿絵の基礎と絵柄]
人物の描き分けや実際の挿絵のシミュレーションを通して、アイデア出し、絵柄や構図の基礎、イラストレーションの仕事の基本を学びます。
[ブックデザイン]
冊子の企画を立て、編集や紙・インク・印刷の基本を学びながら実際に制作することにより、コンテンツとしてのまとまりやシリーズとしてのイラストを考えます。

制作プロセスの実践と作家性の確立

本コースでは、まずラフやアイデア出し・目的を考えるトレーニングから始めます。それから、コンテンツを考え編集・デザインをした印刷物、世界観と目的を考えた手作りやデジタルでのグッズ制作、印刷製本、予算の考え方、最終的な発表やディスプレイ、ショップ運営まで実践することで、いつも全体のバランスをとらえ確認をし、自身のワークフローと制作スキルを習得します。コース授業では、総合的な絵柄やタッチ・コンテンツや世界観・密度のバランスを重点的に指導します。描画ツール、アナログ・デジタルなどは一切問いません。技術的なことは、成安ならではの多様な選択実習から興味によって選び習得しましょう。様々な挑戦を歓迎しています。

[イラストが使われる「もの」の制作]
イラストを描くだけではなく、グッズや冊子、カレンダーなど、「もの」に落とし込み、自身とイラストの関係、また、「もの」としてのデザインとイラストの関係を考えていきます。
[展示・販売の実践]
実際に展示やショップ運営・販売・広報物のデザインや広報活動などを経験し、販売物や広報物の原価計算、流通、客観的なイラストやデザインの効果などを考えます。
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