ネイチャーイラストコース

Scientific Illustration Course
subject

各コースの情報は、大学案内のイラストレーション領域情報冊子に掲載しているコースの概要です。
各コースのカリキュラム情報は、現在作成中です。

生命から学ぶ驚きと美しさ。
そして、その魅力を描いて伝える。

ネイチャーイラストコースは自然科学に基礎を置く、日本では類を見ないアカデミックな表現コースです。
人々はなぜ、動物や草花を見て「美しい」と思うのでしょうか?古代の人間は、動物を描くことで、その生命の秘密に近づこうとしました。ダ・ヴィンチの生きたルネサンス時代ではより科学的なアプローチが行われ、絵画と自然科学、そして科学技術は密接な関係にあるとされてきました。どれだけ科学技術が発達しても、人々を魅了してやまないのがこの「生命とは何か?」という命題です。動物や植物の秘密を知ること。それが普遍的な美しさや、新しい表現へと繋がってきたのです。たとえば人間や動物の骨格。進化を経て形作られたそれには、無駄のない、そして美しい形と構造があります。そして、それらの形には、生命を支える理由があります。筋肉の機能、進化の理由、意味のある形。生命の形は知れば知るほど驚きに満ち溢れ、そして新たなる謎に魅了されます。

生命から学ぶ。そして自然と人間の関係を考え、描き出します。[卒業制作]
生物の愛らしさ、美しさは、いつの時代でも人々を魅了してきました。[卒業制作]
骨格、筋肉の知識は立体造形でも発揮されます。[3年生進級制作]
空想のクリーチャーにリアリティを与えるのは、実在の生物から学んだ知識。[卒業制作]

生命についての知識と、表現への応用

ネイチャーイラストコースでは、描くことで生命をより深く知り、生命を知ることで、説得力のある表現を身につけていきます。
ネイチャーイラストレーターは、専門知識に基づいて動物や生物器官を正確に描き出すのが仕事。図鑑や学術書のイラストレーションは、単に「絵がうまい」だけではなく、深い専門知識をもとに、研究者ら専門家とコミュニケーションする能力が要求される世界です。また、最近ではそういった知識と技術が、映画やゲームといったエンターテインメントの世界でも求められています。想像上のクリーチャーや、ロボットにリアリティを与えるのが、現実の生物についての知識であり、美術解剖学です。ネイチャーイラストレーションの根底にあるのは「動物や植物、自然が好き」という気持ち。好きだから知りたい。好きだから描く。生命と芸術の不思議がここにあります。

美術解剖学は、生物の骨格、筋肉の意味、部位のレイアウトなどの知識を、美術表現に応用するもの。生命に対する知識を深めながら、描く力を向上させます。
博物館や動物園、大学の研究者と交流を図ることで、最新の知識や、生命の魅力を知ります。
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