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【会期 10/22/土-11/27/日】セイアンアーツアテンションVOL.8「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016 ー近江のかたちを明日につなぐー」/【キャンパスが美術館】展覧会

2016.09.20

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2016 秋の芸術月間 セイアンアーツアテンション VOL.8
「MUSUBU SHIGA 空想 MUSEUM 2016 ー近江のかたちを明日につなぐー」

昨年、「結(ユイ)」という滋賀県内の集落で大切に受け継がれてきた慣習や思想をテーマとし開催した展覧会を引き継ぎ、今年は、セイアンアーツアテンション VOL.8「MUSUBU SHIGA 空想MUSEUM2016 -近江のかたちを明日につなぐ-」と題して開催いたします。
今回の展覧会は「みえない遺産」をテーマとし、滋賀県ブランディングディレクター服部滋樹氏監修のもと、成安造形大学の附属近江学研究所が積み重ねてきた研究成果や、地域連携推進センターの連携事業を中心として、滋賀県の隠れた潜在力を未来へ繋がるカタチとして発信します。
滋賀県には世界遺産である比叡山延暦寺があり、千日回峰行などの難行で知られますが、これらの行には「祈り」と共に湧水や滝、琵琶湖など必ず神聖なる「水」が重要な要素として登場します。これらのことは、人と山川草木が一体化するという思想を具現化しているようにも見えます。また、本学学生たちが日本遺産滋賀・びわ湖に選定された県内各所をリサーチし、学生たちの目で見た「日本遺産滋賀・びわ湖」を、彼らなりの手法で再編集し、それらを広く発信するためのポスター作品を展示する他、滋賀県立栗東高校美術科ビジュアルデザイン専攻する高校生がリサーチしポスターにした作品など展示いたします。
その他、大津市坂本の伝統的な石積みで知られる穴太衆積をモチーフとした写真作品や、「湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA」のリサーチの中で見つかった滋賀県の魅力あるさまざまな商品の展示や販売など、人間と自然が一体となる瞬間に注目し、様々な滋賀の「みえない遺産」を新しい視点で提示する展覧会を開催いたします。

成安造形大学【キャンパスが美術館】

*セイアンアーツアテンションは、成安造形大学が運営する「キャンパスが美術館」のメイン企画として、全てのギャラリーや学内各所を舞台に開催する総合芸術祭で、今回で9回目となります。

会期|2016年10月22日(土)〜11月27日(日)
時間|12:00〜18:00
入場|無料
会場|成安造形大学
休館|11月10日(木)、26日(土)

◎展示内容
1.MUSUBU SHIGA shop
2.鮒寿しの魅力
3.日本遺産滋賀・びわ湖 フィールドサーヴェイプロジェクト
4.穴太衆 石積み
5.伊崎寺の棹飛び
6.葛川明王院の太鼓まわし
7.山上山下七里半、比叡山回峰行の道程

◎出品作家・展示協力 他
アインズ株式会社、魚治・湖里庵 、伊崎寺、加納俊輔、葛川民芸保存会、葛川明王院、カフェテリア「結」紀伊國屋、暮らすひと 暮らすところ、graf、COMMUNE、THEATRE PRODUCTS、滋賀県立栗東高校美術科ビジュアルデザイン専攻、神保真珠商店、寿福 滋、翠緯 泰、成安造形大学地域連携推進センター、成安造形大学附属近江学研究所、立花常雄、辻 明生、外山 央、中川木工芸比良工房、NOTA&design、西久松吉雄、日吉大社、有限会社 成子紙工房、有限会社 ヤマタツ陶業、養覚瓦店、栗東芸術文化会館さきら、和ろうそく大與
and more….

◎トークイベント「近江 くらし 遺産」
2016年11月19日(土)14:00〜16:00
ゲスト|服部滋樹(滋賀県ブランディングディレクター)、鞍田崇(哲学者)、大西麻貴(建築家)
進 行|石川亮(成安造形大学 附属近江学研究所研究員)
入 場|無料
会 場|成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
定 員|150人(要予約)
申込先|artcenter@seian.ac.jp
    077-574-2118(キャンパスが美術館 事務局)

◎食のイベント「MUSUBU食文化 滋賀の恵み」
2016年11月19日(土)17:00〜19:00(受付開始16:30〜)
会 場|カフェテリア「結」紀伊国屋(成安造形大学内)
参加費|有料
申込先|artcenter@seian.ac.jp
    077-574-2118(キャンパスが美術館 事務局)
本展に向けて立ち上げたプロジェクト授業を履修する本学学生とカフェテリア「結」が、滋賀県の食材を使ったメニューを考案した食のイベントです。「食」を食べる、見る、聞く・・・・・・。「食」を通して滋賀の恵みを五感で感じ、味わうことのできるイベントです。

◎公開講座「近江のかたちを明日につなぐ 『近江〜音色のかたち ー絃をつくる湖北に生きづく伝統の生業ー』」
2016年11月19日(土)10:50〜12:20
講 師|橋本英宗氏(丸三ハシモト株式会社 代表取締役社長)
主 催|成安造形大学 附属近江学研究所
会 場|成安造形大学
受講料|500円(要予約)
申し込み・詳細はこちら

◎マルシェア「芽(めばえ)」
2016年11月19日(土)11:00〜16:00
会場|成安造形大学 芝生グラウンド
主催|マルシェア委員会
協力|成安造形大学 地域連携推進センター
マルシェア芽は「つくり手」と「くらし手」と共にモノへの気持ちを深め、成長していくことを目指しています。「つくり手」が品物に込めた気持ちを「くらし手」に伝える。そのきっかけをつくることを目的として、開催されるマルシェです。

◎ワークショップ「回して描こう!」
2016年11月12日(土)14:00〜16:00
参加費|無料
対象|小学校1年生から
会場|成安造形大学
予約先|artcenter@seian.ac.jp
    077-574-2118(キャンパスが美術館 事務局)
本展に向けて立ち上げたプロジェクト授業の一環で本学学生が企画したワークショップです。当日は学生たちが指導・運営します。汚れてもいい服装でお越しください。



主催|成安造形大学【キャンパスが美術館】、滋賀県
展示監修|服部滋樹(滋賀県ブランディングディレクター)
共催|湖と、陸と、人々と。MUSUBU SHIGA(滋賀・びわ湖ブランドネットワーク)
助成|平成28年度 滋賀県「美の滋賀」創造事業、地域の元気創造・暮らしアート事業、平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業
後援|滋賀県教育委員会、大津市、大津市教育委員会、日本遺産「水の文化」ツーリズム推進協議会、文化・経済フォーラム滋賀

本展の詳しい情報は
「キャンパスが美術館」Webサイトをご覧ください。

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