学部共通ほか

小中学生に豊かな芸術教育を！　京都芸術教育コンソーシアム設立

2012.08.06

８月６日（月）、成安造形大学を含む京都の芸術大学や京都市・京都市教育委員会などが小・中学校の教育資源を生かした美術教育の充実や、芸術を大切にする風土づくりに向けた取り組みを推進しようと「京都芸術教育コンソーシアム」を設立しました。
設立記念式典では、当コンソーシアムの会長を務める京都市立芸術大学の建畠学長が「京都芸術教育コンソーシアム行動宣言」を発表し、以下の３つの重点項目を今後推進すると宣言しました。

１．大学と小学校・中学校が連携し、それぞれの資源を生かした芸術教育を推進する。
２．教育活動の分析・研究を進め、京都ならではの芸術教育を確立し、広く普及・発展させる。
３．芸術を大切にする風土づくりを進め、芸術創造都市・京都の創生に向けた提言と発信を行う。

成安造形大学では、大学コンソーシアム京都の加盟大学として先ず、この「京都芸術教育コンソーシアム」に参加し、芸術教育の裾野を広げる活動を京都また地元滋賀県においても展開していきたいと考えています。
すでに、この取り組みの一環として、中学校の校舎を活用した教育環境整備として山科中学校と連携し、同校の中学生とともに「壁面アート」に取り組んでいます。

また、この日は、京都精華大学で「夏休み、芸大でアート体験」と題された小学生向けのワークショップが開催され、成安造形大学からは「あなたの似顔絵を描くきます」というかたちで参加しました。１０時から始まり、１２時に終了しましたが多くの参加者でにぎわいました。