地域連携推進センター

プロジェクト演習D1 スタート!

2013.04.11

今年度もプロジェクト演習D1(担当:グラフィックデザインコース大草真弓准教授・今北紘一特別講師)が本格的にスタートしました。
この授業はパッケージデザインや広報・広告デザイン等の分野を中心に、企業・行政・公共団体からの依頼に対するデザイン提案、コンペティションへの参加など、実社会と直結するデザインワークにチャレンジするという内容です。毎年、多くの2年生・3年生が登録し、多くの成果を出しています。
今年の履修者も30人を越え、社会とつながる連携活動に取り組む体勢ができあがっています。
初回のこの日は18:30から生涯学習センターで行なわれ、一つ目の課題である県の環境政策課からの依頼で7月1日「びわ湖の日」の環境啓発ポスター制作のプレゼンテーションが行なわれました。
7月1日の「びわ湖の日」とは1980年7月1日に琵琶湖の水質を守るために施行された「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」を記念して、制定された記念日です。滋賀県では、毎年この7月1日を中心に、琵琶湖の環境を考える様々な取り組みが行なわれています。
今年は滋賀県とセブンイレブン・ジャパンとの協働の取り組みの一つとして、琵琶湖の環境啓発ポスターを制作し、県内約180店舗に配布し啓発するプロジェクトが行なわれます。
今回の授業では、そのポスターのデザインだけでなく、デザインの力がどのように真の環境保全につながるかを考え、その企画も含めてアイディアを検討するということになりました。
取り組む学生たちも真剣そのもの。どのような企画とポスターデザイン案が出てくるのか楽しみです。

はじめに滋賀県環境政策課の方々とセブン‐イレブン・ジャパンの社員さんから今回のプロジェクトの主旨説明が行なわれました

熱心に説明を聞く学生たち

この授業ではこの取り組みの他にも、大津ジャズフェスティバルの広報物やイベント企画、国民健康保険料納付意識啓発ポスター、びわ湖ホールオペラポスター、若者によるエコメッセージポスターなど多くの実践課題にチャレンジしていきます。

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