地域連携推進センター

歴博おもちゃづくりワークショップスタート!

2013.07.31

大津市歴史博物館と本学の連携事業である夏休みのおもちゃづくりワークショップが昨日から始まりました。

今年で11年目を迎える連携プロジェクト。恒例となったこのイベントは毎年たくさんの大津市内の小学生が参加するという歴史博物館の人気企画として定着しています。本学ではこの取り組みを授業化し、毎年20名程度の学生がこのプロジェクトに参加しています。

4月にスタートした今年のプロジェクト演習C1・C2(担当:美術領域宇野君平講師)では、約20名の学生が6つのグループに別れ、それぞれ小学生につくってもらう「おもちゃ」を検討してきました。今年のテーマは大津市歴史博物館が現在開催している企画展「珠玉の大津絵」に絡めて、古都大津に伝わる街道の民画「大津絵」です。
今回のワークショップでは、それぞれ大津絵の画題として登場するキャラクターや物語を題材に、「にゃんこのねずみキャッチャー」「クルクル大津絵巻」「ドタバタ鬼ダッシュ」「藤娘を救い出せ!」「鬼っこドンドコ釣り」「動く大津絵」の6種類のおもちゃが考案されました。ワークショップ2日目の7月31日は午前と午後それぞれ1つずつおもちゃがつくられました。

このプロジェクト担当の美術領域宇野君平講師の指導のもと、12名の学生たちが当日のワークショップを運営しました。ものづくりを楽しむ小学生と一緒に、笑顔でおもちゃづくりのお手伝いをしていました。

ワークショップは7月4日まで開催され(申込はすでに終わっています)、出来上がったおもちゃは8月7日(水)〜11日(日)9:00〜17:00大津市歴史博物館企画展示室で展示されます。こちらは是非ともご高覧ください。

大津市歴史博物館のWebサイトはこちら

小学生の前ではじめに自己紹介する学生たち

おもちゃづくりワークショップスタート!

この日つくるおもちゃは「クルクル大津絵巻」、巻物をクルクルまわすと絵が変わると言う少し難しいおもちゃです。つくり方をしっかりレクチャーする学生たち。

 

丁寧につくり方を教える学生たち

四角い絵巻に色をつける子供たち

大津絵の画題にある「猫がねずみの前で酒を飲む」シーンを描く

 

 

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