地域連携推進センター

京阪電車石坂線の21駅を紹介する冊子が完成!

2013.10.20

一般社団法人大津青年会議所の創立60周年を記念して、京阪電車石山坂本線の21駅の駅周辺の見所や歴史を紹介する冊子が10月20日(日)に完成しました。

イラストレーション領域の学生がキャラクターと挿絵を担当した京阪石坂線21駅を紹介する冊子

この冊子は、小学校3・4年生を対象に、京阪沿線地域の歴史や文化をわかりやすく学んでもらうことを目的として編集しようということで、青年会議所から京阪電車のキャラクターや各駅の見所を紹介する挿絵を描いてもらえないかという依頼が大学に持ち込まれました。
地域連携推進センターでは学生クリエータに呼びかけ、やってみようと手をあげてくれたイラストレーション領域の学生5名(イラストレーション領域3年=畑美鈴・関戸望・辻由起子・相良和、2年=石原彰子)が担当することになりました。
8月19日には青年会議所の方々と附属近江学研究所の研究員(加藤・石川)が学生を引率し、21駅の周辺をフィールドワーク。猛暑日の1日でしたが、歴史的な場所の解説を聞きながらどの風景を誰が描くのかを決定しました。

瀬田の唐橋を取材する学生たち

粟津の晴嵐

膳所城跡

そして、9月初旬にはイラストレーション領域永江弘之准教授とまつむらまきお准教授に挿絵とキャラクターデザインの指導を受け、制作を進めました。
9月13日には、大学で色調や構図の確認を全員でチェックを行ないました。

大津青年会議所の方々と熱心に打ち合わせをする学生たち

10月20日(日)には、冊子の完成とともに、青年会議所の主催で創立60周年記念事業として京阪電車を貸し切り「大津っ子 クイズトレイン」が走りました。
小学3・4年生を対象に参加者が募集され、クイズトレインに乗車した参加者は、21駅をめぐりながら、その周辺の歴史文化を学び、それにちなんで出題されるクイズに挑戦しました。今回、挿絵とキャラクターを担当した学生たちも乗車し、約1時間半の電車の旅を楽しみました。

クイズトレインが浜大津駅2番ホームに。この日、5本のクイズトレインが浜大津駅を起点に石山寺駅〜京阪坂本駅間を走りました。

キャラクターと挿絵を担当した5名の学生がトレインに乗り込む。青年会議所のスタッフが着ているみどりの法被には冊子のキャラクターが付けられている

車内の様子。大津青年会議所の谷祐治理事長が21駅の魅力を解説。

 

冊子を手に解説を聞く参加者と学生たち

 

瀬田の唐橋に関するクイズ。瀬田の唐橋を制するものは何を制する?

 

石場駅付近から見える小舟入の常夜灯(写真右上 江戸時代はここまでが琵琶湖)

 

琵琶湖疎水

 

京阪坂本駅で一旦下車。大津祭の「ちま吉くん」とおごと温泉の「戦国おごとん」がお出迎え。子供たちにかこまれていました。

 

クイズトレイン(京阪坂本駅にて)

 

京阪坂本駅では駅前にある日本最古の茶園と穴太積の石積みを見学しました

 

京阪坂本駅のホームにて参加者全員で記念撮影

 

畑美鈴(イラストレーション領域3年)担当のページ

 

辻由起子(イラストレーション領域3年)担当のページ

 

関戸望(イラストレーション領域3年)担当のページ

 

石原彰子(イラストレーション領域2年)担当のページ

 

相良和(イラストレーション領域3年)担当のページ

 この冊子は、小学校3・4年生対象の副読本として大津市内の各小学校の学級文庫に入る予定になっています。

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