地域連携推進センター

小沢剛客員教授と「おごと温泉」界隈をフィールドワーク

2013.12.17

12月13日(金)プレゼンテーション授業
プロジェクト特別実習C3(サイトスペシィフィックアート研究の授業)で、以前に「おごと温泉」界隈をフィールドワークしてプランニングした企画案を学生たちがプレゼンテーションしました。
学生たちは1アイデアに対してA3用紙1枚にテキスト、写真、ドローイング、地図などをまとめ、小沢教授と学生との対話型で授業は進められました。
温泉街、住宅地、特殊浴場、旧街道沿いの歴史文化の背景が混在する地域を理解した中、ある学生からは関係性をテーマにするアイデアが学生側から提案されました。また、神聖な気持ちになれる神社での感覚を研ぎすますプランなども発表されました。
対話型授業が始まる
12月14日(土)フィールドワーク授業
朝10時40分に雄琴温泉観光公園を出発しノルディックトレイルコースを歩きながらフィールドワークを始めました。当初ターゲットにしていたエリアをひろげ、雄琴千野(おごとちの)地区を歩く何かに気付いたり、見つけたりする小沢流の授業が始まりました。

観光公園にて作戦会議

スティックをつかって準備運動

空き地に気になるものを発見

高台からの風景にご満悦

千野の集落に興味津々

千野を散策した後、雄琴温泉街に下りてきました。西近江路沿いの民家やお寺、神社、住宅街、と進み、学生がプランニングする場所でそれぞれ、具体的にプランの検討を行いました。また、町行く人々にインタビューしてみること、扉を叩いて、対話することなど挑戦しました。
今回の授業では実際に作品制作し設置するまでには至りませんでしたが、プランを行う理由や自分の感情、作品を提案することで実際にどのような広がりや関係が予想されるのか、など考え方や取り組みの方法を研究することができました。
最後に観光公園の足湯にてミーティングが行われ、実際にもう一度、小沢教授と歩くことで考えたことや感じたことを作品提案でブラッシュアップすることに加え、各自で新たに発見したマイノルディックトレイルマップの提案もすることになりました。
雄琴温泉街をフィールドとしての取り組みでしたが、新しい発見が沢山ありました。最後に小沢教授が「この授業に留まらず、いろんな方法で地域に入り込んで行く試みをやってみてよ!」と話されました。
このプロジェクトを「おごと温泉」との新たな交流のきっかけとしていきたいものです。

ノルディックウォーク出歩くとテンションが倍に!

街角の祠がインド式のファサードとバナナの木の組合せ!

昼間から聞こえる歌声に・・・

雄琴神社のふかふかゾーンの謎を探る

鳥居の貫に並ぶ石と共に並ぶ

観光公園の足湯にて最終ミーティング

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