地域連携推進センター

大津・草津景観広告ワークショップ開催!

2014.10.08

10月4日(土)大津市都市計画課と草津市景観課で主催で、両市内で学ぶ大学生が景観広告について考えるワークショップが行われました。この取り組みに、本学の学生9名と立命館大学工学部の学生13名が参加し、監修者として本学から石川亮(附属近江学研究所研究員、地域連携推進センター職員)が参加し、また、立命館大学から工学部名誉教授の山崎正史先生が参加されました。
景観広告ワークショップとは、いわゆる広告看板に焦点を当て、その町の背景、雰囲気、生業、生活にあった広告物を見つけ出し、選定して行くことでより町の景観を美しい状況へ導いて行く試みです。
今回、ターゲットエリアになったのは大津市は石山、瀬田エリア、草津市は草津、南草津エリアです。共通して旧東海道が通っており、歴史文化の厚みと生活し易い住宅地、国道沿いの商業施設が隣接しており、これらが混然一体となった地域といえます。

草津市の南笠東市民センターを拠点にそれぞれのエリアへグループを4つに分け、午前中はフィールドワークを行いました。午後からはそれぞれエリアで集めて来た広告の写真をプリントアウトして白地図に貼付して行くワークショップを行い、パワーポイントを使用してプレゼンターションが行われました。

エリアごとに代表する広告物を二点挙げ、最後は全員で投票し、各エリアから一点を選定しました。大津市はきらッとおおつ景観広告賞、草津市はくさつ景観グランプリこれからのくさつ賞として位置付けられました。

学生の選定した景観広告は以外にも手作りや伝統的なもの、目立ちはしないがしっかりと制作されたものを見付けており、町並みの背景を意識しながら選び出していると感じました。表彰は草津市役所にて11月29日の東海道サミットで行われ学生たちの試みも紹介されます。

両市の担当者がファシリテータとして各グループに説明をする

町に出て景観広告を探し出す学生1

町に出て景観広告を探し出す学生2

町に出て景観広告を探し出す学生3

市民センターにて広告物の選定する学生1

市民センターにて広告物の選定する学生2

選定した広告物を白地図に示す

選定した広告物をプレゼンテーションする学生

最後に挨拶する大津市の担当者

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