地域連携推進センター

日吉大社 大絵馬完成お披露目!

2017.12.20

右から、本学教授:西久松吉雄、学生:渡辺愛さん、日吉大社:馬渕直樹宮司

12月15日(金)、大津市坂本の日吉大社で、今年の干支である「戌(いぬ)」が描かれた大絵馬完成お披露目を行いました。
この大絵馬の原画は、本学教授:西井久松先生監修のもとで学生:渡辺愛さん(日本画コース4年)が制作しました。

 

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大絵馬は、日吉大社境内入り口にあり、大きさが横2.7m × 縦1.8mと大きなものです。
その大きさから、渡辺さんが細部までこだわって描いている部分を見ることができます。

 

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原画はP15号(652x500mm)のヒノキに描かれています。
かわいい中に凛々しさを感じさせる、柴犬の表情は、一度皆様に見ていただきたいものです。
新年から同じ絵柄の絵馬も購入できるようになります。(1000円で販売されます。)

 

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記者会見では、記者の方から絵へのこだわりを聞かれ、
渡辺さんは「犬の表情を意識して描きました。また犬のバックにある松や梅のビジュアルがよくある表現ではなく、
オリジナリティを出しながら、リアルさも損なわないように描きました。」とのことでした。
確かに見てみると、一般的に松を表現するときは、能舞台などで見るかけるような松の表現が多いが、
それとは違う松の表現になっています。

日吉大社の馬渕直樹宮司は「犬と聞くと救助犬などをイメージすることもあるが、今年は大災害が多く、
来年は災害のない年になれば」と語っておられました。
日吉大社は来年で1350年を迎えます。
そのため、来年度への思いはまた違ったものとなり、それに伴う記念書なども発行される予定です。
日吉大社HP  http://hiyoshitaisha.jp

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