地域連携推進センター

八王寺山の家自力建設プロジェクト始る!

2012.05.19

プロジェクト特別実習A3として大岩剛一(おおいわごういち)空間デザイン領域住環境デザインコース教授の授業が始りました。

これまで大岩先生はストローベイル(ワラなどをブロック状にした素材)を用いた建築設計に多く携わってこられました。2004年のカフェテリア「結」の建設は、そのストローベイルを用い、学生が職人さんと共に自力建設プロジェクトとして取り組み、当時話題となりました。
このプロジェクトは、上仰木の八王寺山を中心に地域活性活動を続けておられる地元の方々と共に協力し、交流の場となる「家」を建てるプロジェクトです。
建設の本格的な取り組みは後期のA4で行うとして、前期は実地調査や建設方法のプロセス、フィールドワークを行う予定です。これまでの取り組みの紹介や上仰木の紹介スライドを学生たちに見せながら、「なぜワラや地元の素材を使うのか、また持続可能な社会や生活はどうあるべきか!?」を問いかけ、建設を通して、地元の人との交流や素材の研究、環境のあり方をこの授業で学ぶことを熱くお話されました。
5月26日は上仰木へフィールドワークに出かけます。
当日も履修可ということで、参加者を募っております。(履修はしないがプロジェクトに参加したいと相談する学生さんもあり、大歓迎とのことでした。)
説明会に参加できなかった学生で興味のある学生は聚英館1階の近江学研究所或いは地域連携推進センターを訪ねてください。

このプロジェクトは近江学研究所の研究でもあり、共同研究員は、永江弘之(ながえひろゆき)イラストレーション領域准教授、加藤賢治(かとうけんじ)、大原歩(おおはらあゆみ)附属近江学研究所研究員が取組んでいます。

八王寺山   撮影:永江弘之

スライドを見せながらプロジェクト紹介する大岩教授

フィールドワークの準備や今後の活動を連絡する大原研究員

5月26日(土)に開催されるフィールドワークの内容です
~上仰木  木・藁・竹・土の産地を訪ねて八王寺山を歩く

集合おごと温泉駅 9:15
9:26発 江若バス 雄琴駅 ⇒ 9:29 けやき通り下車 (片道170円)⇒徒歩にて40分⇒八王寺山着
10:10~ 仰木の立地について確認・八王寺組紹介・現場確認・棚田森林散策
13:00~ 上仰木自治会館にて昼食・自己紹介・八王寺組について
15:00  幸神社・山路神社・小椋神社
15:45  タクシーにて(おごと温泉駅)一人300~350円
16:00  解散

持ち物: クロッキーブック、筆記用具、巻尺、デジタルカメラ、ナップザック(両手を空けられるように)、雨具、手ぬぐい、
水筒、昼食、帽子、スニーカー、長袖、長ズボン(要するに活動しやすく、虫さされ等に対処できる服装)、虫よけスプレー

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