地域連携推進センター

輪蔵まわし! 秋の三井寺でアートイベント開催

2012.11.16

『秋は、三井寺、アート来迎。 小沢剛ホワイトアウト大藝術祭』と題して、成安造形大学と三井寺の主催で展覧会を開催し、その展覧会の関連企画として、一切経蔵(国重要文化財)内の輪蔵を回すというプロジェクト「輪蔵まわし」を実施します。

11月15日3時から、その「輪蔵まわし」の記者発表を行いました。
輪蔵とは数千巻あるといわれる経典いわゆる「一切経」を収納する書架のことを言い、これを回すと、すべての経典からご利益を賜ることになるといわれています。三井寺にある輪蔵は重要文化財の一切経蔵の中に納められており、回る仕組みになっていますが、普段回すことはほとんどないということです。

この日は輪蔵の周りに雲のように羊毛や綿が敷き詰められ、小沢剛客員教授のホワイトアウトの作品がほぼ完成しており、参加した多くの新聞記者の皆さんはその作品と一体となった輪蔵がゆっくり回る幻想的なシーンに感動されていました。

輪蔵まわしの本番は下記の日程で展覧会の最終日に行われます。
小沢剛ホワイトアウト大藝術展も見逃せません。学生が小沢ゼミで取り組んだ作品の展示もあります。是非ご高覧ください。

小沢剛大藝術展の詳細はこちら
○三井寺一切経蔵「輪蔵まわし」本番
平成24年11月25日(日)13:00〜・15:00〜(2回実施します)
三井寺一切経蔵にて(展覧会の観覧は無料ですが、500円の三井寺入山料が必要です)

一切経蔵の前で行われた記者発表の様子

記者の質問に答える小沢剛美術領域客員教授

4人の僧侶により音を立てず滑らかに回転する輪蔵(輪蔵の中には約3千巻の経典が納められている)

一切経蔵の中でホワイトアウトの展示をする小沢教授と学生たち

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