Home > 概要_キャンパスが美術館について

「キャンパスが美術館」は、その名称の通り「芸術大学のキャンパス=美術館」と見立てた回遊式の「美術館」です。学校法人京都成安学園の創立90周年を記念して2010年10月にオープンしました。キャンパス内に点在する9のギャラリースペースで年間を通じて展覧会をご覧いただけます。

教育・研究の場、および地域交流の場となることをコンセプトに、在学生・教職員・卒業生に発表の機会を提供し、また、国内外で活躍するアーティストの企画展を行い、幅広く表現活動を紹介しています。
さらに、滋賀ゆかりの企画展示を積極的に行い、芸術を通して地域の魅力を発信し、地域交流の機会提供に努めています。
毎年、春と秋にはテーマを設定した総合芸術祭「SEIAN ARTS ATTENTION*(セイアンアーツアテンション)」を、すべてのギャラリースペースを利用して約1ヶ月間開催しています。*ATTENTION=注意、注目する

「展示すること」は、「作品をつくること」と同じくらい重要な、ひとつの表現活動です。
「誰に、何を、どのように見せるか」を考えるまなざしは、作品やみる人、それを取り巻く社会への批評性を内包しています。展示によって、「みる側」は提示されたものについて思考を巡らし、それが「みせる側」や社会へと反響していく。その相関関係が生まれる瞬間こそ、誰もが芸術を通して社会を意識する契機にほかなりません。
キャンパスが美術館は、学生とともにその実験を繰り返しながら、地域と結びつき、試行錯誤を繰り返し成長していく「美術館」でありたいと考えます。

museum's map

9 Gallery Introduction 9のギャラリー紹介

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