Home > Archive > 主張する衣服展 ―ファッションからコスチュームへ―
2013年6月1日(土)-6月16日(日)12:00-18:00
ヘテロフォニック・ダダ《砂像シリーズ》2012年
ファストファッションという言葉と共に、大量生産される衣服で飽和状態にある服飾市場と逆行するように、静かにゆっくりと生み出される一点ものの服飾作品がある。
技術を凝縮し時間をかけて創作される作品=コスチュームは、販売されるだけでなく、表現体としての存在意義を持っています。
本展では、アーティストの手から生み出される一点ものの服飾作品を取り上げ、消費されるファッションとは違った方向性を持ち、表現体としてのコスチュームへと変化する様々な衣服を展示することで、服飾と身体の新しい関係性を探ります。
企画: 田中秀彦 Hidehiko Tanaka
成安造形短期大学服飾文化学科服飾芸術コース卒業。身体装飾デザイナーグループiroNic ediHt DESIGN ORCHESTRAメンバー。ファッションショーやパフォーマンス、演劇の舞台演出、衣装デザインを数多く手がける。2012年度より本学空間デザイン領域助教。