新年おめでとうございます。
昨年もお世話になり、誠にありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
昨年末、ガーデンギャラリーに新たな作品が設置されました。
本学芸術学部准教授の宇野君平先生よりご自身の作品
鉄×緑≒共生 イカダモ をご寄贈いただきました。

2012年、滋賀県立近代美術館で開催された「自然学-SHIZENGAKU〜来るべき美学のために〜」に出品された、微生物をモチーフとした鉄の巨大モニュメントです。
「自然学-SHIZENGAKU〜来るべき美学のために〜」とは本学と、英国ロンドン大学ゴールドスミスカレッジによる国際交流プロジェクトです。自然学を通じて、新しい美の規範を研究し提示するもので、プロジェクトの一貫として滋賀県立近代美術館で展覧会を開催しました。
宇野先生は琵琶湖の多様な生態系に興味をもち、その中でもプランクトンの形態をモチーフに制作されました。
鉄×緑≒共生という方程式に環境や芸術文化の問題点を重ね合わせ、鉄を通して見えてくる時代のリアリティを表現されています。
琵琶湖を眺めることができるガーデンギャラリーでぜひご鑑賞ください。