Event 毎年2回の芸術月間「SEIAN ARTS ATTENTION」についてご案内します

【芸術月間ごあんない】

最終更新日時 / 2011年10月20日 17:05

<ギャラリーアートサイト>津田直「漕 ―そでの中の話―」

2011秋の芸術月間 SEIAN ARTS ATTENTION VOL.1
[招聘作家の展覧会]
会期=2011年11月11日(金)〜11月27日(日)12:00~18:00
           休館日11月15日(火)・16日(水)
会場=ギャラリーアートサイト
「湖畔山水図(一)」

「湖畔山水図(二)」




上左/「古松月夜図(―)夜行」
上右/「淡海舟影(―)」
下左/ 室礼-湖心-(生花・片桐功敦)/graf media gm(大阪) 2008
下右/ 室礼-朧-(生花・片桐功敦)/ hiromiyoshii(東京) 2008

本展は、写真家・津田直が奥琵琶湖を舞台に制作した作品シリーズ「漕(Kogi)」の集大成とも言える個展となります。

「漕」は2005年晩夏、大阪の堺にある日本家屋(主水書房)にて個展として発表されて以来、多くの観客を魅了し、その後各地にて声援を受け、これまでにニューヨーク、パリ、東京、マイアミ、秋田、フランクフルトなど各都市にて展覧会を重ね、作品の主題でもある一艘の舟の漕ぎだしのように時を歩んできました。それは作家曰く、「舟は多くの漕ぎ手がかわるがわる導いてきたようなもの」とも語られます。そして2011年、秋季の訪れと共に作家によって漕ぎだされた舟は再び近江の地へと帰ってきます。過去の記憶や名を持たない確かな存在を現在に呼び戻し、我々に風景たちのまだ見ぬ先へと誘う津田の表現、その「生」を込める行為が空間に時間の層となって立ち現れることでしょう。

会場には写真作品をはじめ、写真を和紙に印刷し制作された掛軸、写真を近江雁皮紙で包み発表された作品などが展示され、作家の風景論を展開いたします。ぜひ、足をお運びいただき、佇む「移ろいの在処(ありか)」を探っていただければ幸いです。また、会期中には津田と親交の篤い華道家・片桐功敦(主水書房主宰)を迎えて室礼(しつらい)、対談なども開催いたします。作品と共に片桐の生花が湖面に新たな揺らぎを映しだすことでしょう。

尚、本展を機に写真家・津田直と近江学研究所は互いに協力し合い、近江の地域文化における更なるフィールドワークを将来へ向けて展開することを宣言します。それは新たな「旅」の始まりを意味しています。どうぞご期待ください。


上左/室礼―朧―/hiromiyoshii(東京)2008
上中/室礼―湖心―/graf media gm(大阪)2008
上右/室礼―浮光―/project room sasao(秋田)2010

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関連企画1  11.18(金)―11.20(日)
      《 室礼「美夜姿」津田直、片桐功敦 》 
      

関連企画2  11.19(土) 16:00―18:00  本学 聚英ホール 
      《 対談「 やがて、図は景となる」 津田直×片桐功敦 》 
      【申し込み】定員150名(要事前申込・先着順)
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      申し込み先=E-mail/renkei@seian.ac.jp 
              Fax/077ー574ー3595

      [津田直対談] 参加と表記の上、氏名・住所・電話番号をお送り下さい。
       ※ 申し込みは対談のみ必要となります。

      対談終了後、作家とともに展示会場に移動し、一夜限りの灯りで作品を鑑賞します
      (19日のみ19:00まで開館時間を延長。対談に参加できなかった方も自由にご鑑賞いただけます)
      鑑賞終了後、19:00よりカフェテリア「結」にて、懇親会を予定しております。参加自由。

津田直 (つだ なお)
1976年神戸生まれ。写真家。自然を捉える視線のユニークさと写真と時間の関係という古くて新しいテーマへの真摯な取り組みで、21世紀の新たな風景表現の潮流を切り開く新進の写真作家として注目される。近年ではニューヨーク、パリ、フランクフルトでも展覧会を開催。国内では資生堂ギャラリーにて開催された個展が話題を呼ぶ。2010年、芸術選奨文部科学大臣新人賞(美術部門)受賞。
作品集に『漕』(主水書房)、『SMOKE LINE』(赤々舎)、『近づく』(AKAAKA+hiromiyoshii)、『Storm LastNight』(赤々舎)他多数。
www.tsudanao.com


片桐功敦 (かたぎり あつのぶ)
1973年大阪生まれ。華道家、主水書房主宰。1998年大阪府堺市のいけばな流派、花道みささぎ流家元を襲名し現在に至る。2005年より堺市にて主水書房を設立、運営。主水書房では日本家屋の特性を活かした独自の企画展や出版を展開。アーティストと丁寧に組上げる展覧会や造本に定評がある。
片桐のいけばなのスタイルは伝統から現代美術的なアプローチまで幅広く、異分野の作家とのコラボレーションも多数。その作品群はいけばなが源流として持つ「アニミズム」的な側面を掘り下げ、花を通してひとときの空間を産み出すことに一貫している。
http://www.atsunobukatagiri.com/

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