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Design : Toyama hiroshi
成安造形大学の設置者である京都成安学園は2020年に創立100周年を迎えます。学祖である瀬尾チカは、まだ女性の社会進出が困難だった時代に、ものづくりを基本とした教育を行い、女性の自立を目指した成安裁縫学校を建学しました。創立から100年が経とうとしている現在、私たちが暮らす社会は、瀬尾チカが目指した社会のあり方に対して、どのように変わることができたのか。その現状を見つめ直し、未来を考えるために、今回のセイアンアーツアテンションでは「ルーツ」をテーマとした展覧会を開催いたします。
私たちが目の前の状況を考える時に、「ルーツ」について考えることは、なぜそのような状況が起こっているのか、そもそも何を目指していたのかを理解するヒントとなります。しかし一方で、社会には「ルーツ」が全く不明であったり、「ルーツ」に束縛されることが新たな問題につながることもあり、「ルーツ」を一元的、あるいは短絡的に捉えることの危うさにもまた気をつけなければなりません。本展覧会では、「ルーツ」についてアプローチした、様々なアーティストの作品を集めて紹介し、「ルーツ」とはそもそも何か、どのように捉えるべきかという点を軸に、「ルーツ」を辿る面白さや重要さ、危うさを自覚し、社会と、そして本学のこれからのあるべき姿を来場者とともに考えていく場となることを目指します。
*セイアンアーツアテンションは、成安造形大学が運営する「キャンパスが美術館」のメイン企画として、学内のギャラリーや各所を舞台に開催する総合芸術祭です。2011年春の芸術月間VOL.0の開催から数えて、今回で13回目となります。
2019 秋の芸術月間 セイアンアーツアテンション 12 Roots Routes Travelers
会期|2019年11月1日[金]-11月23日[土]
時間|11:00–17:00
入場|無料
休館|日・月曜日休館※11/16(土)は休館
会場|成安造形大学【キャンパスが美術館】
主催|成安造形大学・成安造形大学同窓会
【キャンパスが美術館】における大学と同窓会との連携事業の第二弾です。
助成|令和元年度 滋賀県「美の滋賀」プロジェクト推進事業
作家|井上裕加里 / Inoue Yukari
金サジ / Kim Sajik
吉良加奈子 / Kira Kanako
澤田華 / Sawada Hana
中尾美園 / Nakao Mien
関連企画「堅田*はまさんぽ〜旅する浜の倒置法〜」
会期|2019年10月25日[金]-11月10日[日]
時間|10:00–16:00
入場|無料
休館|金・土・日曜日のみオープン
会場|堅田浜通り商店街およびその周辺
作家|THE COPY TRAVELERS
詳細情報|fb.me/art.katatahama
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