Home > Archive > あたりまえのこと:堀尾貞治
2012年5月20日(日)-6月17日(日)12:00-18:00
会期中無休 入場無料
堀尾貞治のアトリエ風景
1960年代より「具体」のメンバーとして活動を始めた堀尾貞治は、パフォーマンスアートの先駆者として、現在も第一線で活躍しています。堀尾の創作の中心は「あたりまえ」のものである「空気」の存在をいかに表現するか、という試みにあります。身近なものにその日の色を塗り、毎日毎日何十年も塗り重ねていく絶え間ない行為もそのひとつ。年間100本近く行う展覧会も彼の毎日の生活の延長線上にあります。本展では、日々「あたりまえのこと」を営む堀尾のアトリエがギャラリー空間に出現します。また会期中の毎週水曜日は、ワークショップを開催。作家にならって、日常のものを使って日常ではできない「おもろいこと」をします。ぜひご参加ください。(企画:総合領域教授 辻喜代治)
<イベント1>
特別講演会 堀尾貞治 「“スカ”みたいなこと」
日時: 6月11日(月) 10:40-12:00
受講料: 無料[予約不要]
会場: 本館棟2階021
<イベント2>
作家・本学学生・教職員たちによる29日間連続ワークショッププロジェクト
「HILL SIDE BODY」
ガーデンギャラリー内の琵琶湖を望む丘で毎日何かが起こる!!
日時: 会期中毎日15:00〜15:30の間
受講料: 無料[予約不要]
会場: ガーデンギャラリー内の琵琶湖を望む丘
<イベント3>
作家によるワークショップ 「堀尾さんとみんなで〈おもろいこと〉やろう」
内容:
5/30(水) 12:00〜 「スーパーボールで一瞬絵画」
絵の具のついたスーパーボールを思いきり投げたらどんな絵になる!?
集合場所:ギャラリーアートサイト
6/6(水) 12:00〜 「水形ー自分の体重をかたどるー」
人の体重と同じくらいの水を使って水の形をかたどってみよう!
集合場所:ギャラリーアートサイト
6/13(水) 12:00〜 「新聞紙と布袋」
床いっぱいに新聞紙を広げてみたら…
集合場所:ギャラリーアートサイト
1939 神戸市に生まれる
1966 具体美術協会の会員となる(1972年の具体美術協会 解散まで参加)
2001 神出鬼没(御殿山美術センター、大阪)
2002 あたりまえのこと連続38日間のパフォーマンス 堀尾貞治個展(芦屋市立美術博物館、兵庫)
2003 妙好人展100人完成記念2人展(芦屋市立美術博物館、兵庫)
2004 アートの祭り 空気美術館 in 兵庫運河(兵庫)
2005 横浜トリエンナーレ2005/堀尾貞治+現場芸術集団「空気」83日間連続のパフォーマンス(神奈川)
2006 マイ・ルール展(ボーダレス・アートミュージアムNO-MA、近江八幡、滋賀)
2007 呼応する精神展/篠原有司男、松谷武判、堀尾貞治 パフォーマンス(カールトン大学、オタワ、カナダ)
2008 第1回世界文化遺産 姫路城現代美術ビエンナーレ2008(イーグレひめじ、姫路市民ギャラリー、兵庫)
2009 In FiNitum(Palazzo Fortuny、ヴェネツィア、イタリア)
2010 第18回国際丹南アートフェスティバル オープンパフォーマンス、水ホース 放水絵画(越前市民ホール、福井)
2011 Atarimae-no-koto(Frankfurter Positionen、フランクフルト、ドイツ)
2012 アートピクニックVol.2 呼吸する美術(芦屋市立美術博物館、兵庫)