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    奥田博土「‘音空’ 今、大地から」

    2012年10月21日(日)-11月25日(火)12:00-18:00
    会期中無休 入場無料

    奥田博土《舟》1993

    概要

    江戸時代から続く信楽・三楽窯の15代目で、信楽の土にこだわり、「生命」をテーマに土の可能性を追求する陶芸作家・奥田博土。器から陶のオブジェによるインスタレーションまで創作の幅は広く、国際的に活躍しています。《音空》は、80年代から続く、ロクロ成形の作品を半分に割り、内部/外部を同時に生み出してみせたインスタレーションで、長年、土や陶表現と向き合い続けた作家ならではの眼と手の力が感じられるシリーズです。

    企画:辻喜代治(総合領域教授、附属近江学研究所研究員)

    出品者プロフィール

    奥田博土 おくだ ひろむ
    1949年滋賀県生まれ。1967年滋賀県立甲南高校信楽分校窯業科卒業。1989年ロックフェラー基金の奨学金を得てアメリカ、アーチブレイファウンデーションにて滞在制作。2008年世界全米陶芸会議メインゲストアーティスト招待(ピッツバーグ、アメリカ)。他、個展、ワークショップ多数。

    大地が割れ
    力強く生命が生まれる瞬間
    繊細な花が開く瞬間
    生命の鼓動の音がする
    大地は揺れ時は還る
    生々流転
    見回せば不思議に満ちた生命の営みと輝き