Home > Archive > 近江のかたちを明日につなぐ展 vol.2 かわいらしさのかたち −土人形の魅力 小幡人形−
2015. 5.25(mon) - 6.13(sat) 12:00-18:00 Closed on Sundays/日祝休館
東近江市五個荘小幡町の旧中山道沿いに、享保年間(1716~1736)から郷土玩具「小幡人形」の製造販売を継承する工房があります。現在その工房を守り続けるのが初代安兵衛から数えて九代目となる細居源悟さん。土人形の元祖といわれる伏見人形の系譜を継ぐ小幡人形を制作するただ一人の職人です。 今回の展示では、数多くある小幡人形の中から人気のある代表的なものを選んでいただきました。土人形のあたたかさと、かわいらしさなど、今に伝えられる土人形そのものの普遍的な魅力とともに小幡人形の美を感じていただければ幸いです。
主催|成安造形大学附属近江学研究所 監修|加藤賢治(附属近江学研究所研究員) 協力|九代目 細居源悟 九代目 細居源悟 1939年 滋賀県東近江市小幡生れ 1959年 彦根工業高校機械科卒、近江織物(株)入社 1965年 親会社のテイジン、伊藤忠に出向、海外事業部に配属。海外技術指導員を体験 1989年 会社生活の傍ら8代目の父の作業を見習う 1991年 九代目襲名 1992年 年賀切手に「桃持猿」採用 1995年 年賀はがき裏絵に「走り猪」採用 2008年 全国伝統工芸品展「寝牛」優秀賞 2012年 年賀はがき裏絵に「雲のり龍」採用 2013年 全国伝統工芸品展「馬のり天神」優秀賞 受賞歴 1995年 小幡人形滋賀県伝統工業品指定 2012年 東近江市にて伝統工芸技術師指定