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教育連携推進センター

滋賀県高等学校美術・工芸部会との連携授業開催

2020.01.22

1月19日(日)、滋賀県高等学校美術・工芸部会との連携授業を開催しました。
滋賀県高等学校美術・工芸部会は『想像の翼』と題し、「アートを知り考える〜アートと人と街の関わり、文化芸術の役割と可能性について〜」をテーマに年間を通じて様々なイベントを開催されています。今回はその一環として来学されました。

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授業の導入として本学空間デザイン領域准教授の西尾より、「空間デザインは、インテリアや照明の個々のデザイン性も大切ですが、トータルコーディネートが大切です。クライアント(依頼者)には、いいことばかりではなく、使用者が気づいていないようなリスクを伝えることで、デザイナーと相互でベストを模索していきます。」など空間デザインの分野で重視することや、空間デザイナーの仕事の内容をお話ししました。

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その後、いくつかの家庭構成からひとつを選択し、洗濯した家族構成を考慮した間取りのデザイン、家具のスケッチと模型制作をグループに分かれて行いました。例えば、夫(35歳)、妻(35歳)、長女(10歳)、長男(5歳)という家族がマンションの一室に住むと想定し、家族の趣味や職業等をイメージしながら、そのライフスタイルにあった間取りを提案するというものです。また、考えた間取りの中においてあるインテリアの一つを模型で作りました。

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最後に考えた間取りをグループごとに発表してもらいました。参加者からはプランの良いところや疑問点など多くの意見や質問が出ました。

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短い時間ではありましたが、参加者からは多くの発想が生まれた時間になりました。決して実現が不可能なものではなく、現実的なプランも多かったのも特徴でした。今回の授業を通じて単に間取りのデザインだけではなく、将来の生き方や、社会におけるデザインの役割や可能性を想像する機会になれば幸いです。

空間デザインとインテリア<滋賀県高等学校美術・工芸部会>
日時:1月19日(日)10時〜15時
参加者:滋賀県内高等学校の美術部有志1年〜3年生徒10名、教員5名
担当:西尾幸子(空間デザイン領域准教授)
場所:成安造形大学

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