成安の歴史

建学の精神

「成安」

京都成安学園 建学の精神、その由来は「成安」の名にこそある。
「成」とは、成し遂げること。「安」とは、安寧であること。 つまり 「成安」とは人の和を大切に、一人ひとりが自己の使命を追求し、全うし続けることを通じて、心安らぐ平和な社会をつくることに貢献するという意味である。

「成安」。その優美でたおやかな響き。
その名を聞くたび私たちは母とも呼べるひとりの女性の存在を心に感じる。
1920(大正9)年、学祖である瀬尾チカが、京都市に設立した成安裁縫学校。
その日、今日に至る私たち成安の歴史が始まった。

まだ女性の社会進出が困難だった当時、学祖は、ものづくりを基本とした教育を多くの女性に施し自立を促すことで、より良い社会の建設に身を捧げた。
だが、その生涯は順風に帆を張るものではなく、困難と無理解にさらされ続けるという、まさにいのちを削る激烈なものだった。

「何かを成し遂げるためには、強い信念を持ち、実力を養成することが大切です」。学祖が嵐のような日々の中で語った想い。
それは、最も好んだとされる「誠と熱」という言葉と結びつく。正しい信念から生まれる純真な「誠」。すべてのものを生かし得る「熱」。そのふたつがなければ何事も達成できないと、学祖は終生、説き続けた。

「逆境を恐れず個性を伸ばし、身を捧げ尊い使命に働くことが、世のためとなるのです」。時が流れ人が変わろうと、私たちは、社会に対して何が出来るのかを考え、強く正しく行動する。 「成安」の名にこめられた真の意味を知り、一人ひとりが「誠と熱」を胸に抱き、遥かな道を歩いてゆく。

決して消えない信念の炎が、この学園で燃えている。それは私たちの生きる力となり、明日を夢見る若者たちの希望の灯となる。
永い伝統を尊び、新しい日々を心豊かに見つめよう。
成安は誇り高く、つねに社会とともにある。

沿革

1993年(平成5年) 学校法人名を京都成安学園に改称、成安造形大学開学
成安造形大学初代学長に井筒與兵衛就任、成安造形短期大学に改称
1996年(平成8年) 成安造形大学第2代学長に田邉徹就任
1997年(平成9年) 成安造形大学第1期生卒業
2000年(平成12年) 京都成安中学校・京都成安高等学校に改称
成安造形大学第3代学長に木村至宏就任
2002年(平成14年) 成安造形短期大学の設置者変更
2007年(平成19年) 京都成安中学校、京都成安高等学校の設置者変更
2008年(平成20年) 成安造形大学附属近江学研究所を開設
2009年(平成21年) 成安造形大学第4代学長に牛尾郁夫就任
2010年(平成22年) 成安造形大学芸術学部芸術学科に改組
学園創立90周年
成安造形大学【キャンパスが美術館】を開館
2013年(平成25年) 成安造形大学 開学20周年
2015年(平成27年) 成安造形大学第5代学長に岡田修二就任
2020年(令和2年) 学園創立100周年
2021年(令和3年) 成安造形大学第6代学長に小嵜善通就任
未来社会デザイン共創機構を開設
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