【報告】私の神さま|あなたの神さま 公開トークイベントが開催されました

2014.10.06

「キャンパスが美術館」の展覧会、2014秋の芸術月間「現代における信仰とは? 私の神さま|あなたの神さま」の関連トークイベントが10月4日(土)に開催されました。
トークイベントは、今回の展覧会「現代における信仰とは? 私の神さま|あなたの神さま」を企画した椿玲子本学客員教授(森美術館アソシエイトキュレーター)が モデレーターとなり、出品作家の飯川雄大氏、久門剛史氏、森千裕氏をゲストに迎えて進められました。
はじめに椿教授が、展覧会のコンセプトの説明にはじまり、作家のみなさんからそれぞれ、出品作品と、自らの制作活動について語られました。椿教授は、「成安造形大学が位置する大津の地は、日本仏教の母山である比叡山や、神仏習合の出発点である日吉大社があるなど、日本の宗教の聖地であり、昨年学生とともにフィールドワークでその聖地を巡礼、それら神仏を テーマにした展覧会を企画しました」と主旨を解説され、それぞれ作家の皆さんからは、独自の神さまの存在について興味深い話しを聞くことができました。
一般的に東洋は多神教の信仰が多いといわれ、日本でも古来「八百万の神」という多くの神仏とともに人々が暮らしてきました。今回の展覧会やトークイベントでは、現代の信仰として、日本古来の神仏以外にも人それぞれに、様々なかたちの「神さま」が存在することに気付きました。

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「トークイベントの様子」

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「登壇された作家のみなさん。左から久門氏、森氏、飯川氏」

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