教育連携推進センター
大阪私学美術工芸教育研究会を開催
2019.08.08
7月31日（水）、大阪府の公立高等学校、支援学校、私学中学高等学校の先生方14名を対象に、本学で教育研究会を実施させていただきました。
当日、大学の説明やカリキュラムについて説明させていただいたのち、大学の施設や学生作品を鑑賞していただきました。
見学途中も様々な質問をしていただいたり、学生作品をじっくり鑑賞されたりと、とても熱心に取り組まれていました。
昼食後、大学の1年次の授業プログラムであるファウンデーション実習のイラスト・スケッチを体験していただきました。
制作だけでなく、実際の授業のスケジュールや授業のねらい等もお伝えしました。
授業後のアンケートでは「自分の表現力の可能性を広げられた」「素材の見せ方のトレーニングや視点の変化を体験できた」「付箋による合評の方法は、自己と他者の評価の違いを感じ、（生徒に）客観性を持たせるのに本当に良いなと思った」「絵が描ける生徒、描けない生徒どちらも楽しめそうな授業で、ぜひ実践してみたいと思った」「生徒に自信を持たせるためにも非常に良いと思った」「表現授業の基礎学習課題としてとても良いと思った、ぜひやったみたい」などの感想をいただきました。最後にファウンデーション実習の他の課題についても解説させていただきました。
この研修が美術教育について考える新たな切り口や、これまでの指導を再考するきっかけ、今度のご指導の一助になれば幸いです。
「大阪私学美術工芸教育研究会」
日時：2019年7月31日（水）10:30～16:00
参加教員数：14名
授業：イラスト・スケッチ
担当：藤井俊治（共通教育センター助教・教育連携推進センター）