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教育連携推進センター

松山南高等学校砥部分校で実技指導・授業を開催

2019.08.08

7月22日(月)、松山南高等学校砥部分校で開催された美術系大学進学対策実技指導会に参加させていただきました。
実技指導は午後からでしたが、高等学校の先生から生徒に立体系の基礎を学ばせたいというお話をいただき、午前中に2コマ分、計100分で立体系ワークショップを開催させていただきました。
ワークショップは大学でも実施している基礎学習のひとつ、構造と立体造形をテーマに綿棒を使って造形する内容を実施させていただきました。
授業導入として立体造形の構造について解説したのち、綿棒を用いて最小限の部材で容積と空間に着目したできるだけ大きい構造物をつくることを目標に制作しました。

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作りたいイメージになかなか近づいてくれない不自由な構造体であるからこそ、新しい発見や予感を見出すチャンスがあります。制作途中に構造体を様々な角度からみてみると思いも寄らない表情が現れていることもあります。「作っていた形をひっくり返したら面白い形をしていた」と感想を話してくれた生徒もいました。

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ルールに作らせるという感覚をつかむことで、立体が苦手な人でも自分の見方を広げていくことができます。

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午後からは高等学校主催の美術系大学進学対策実技指導会が開催されました。本学の他にも嵯峨美術大学、大阪芸術大学、奈良芸術短期大学の先生方が参加され、作品講評を行いました。
生徒の方の作品はどれも集中して制作している作品ばかりで、懸命に取り組まれている作品が多かったように思います。今日のアドバイスを聞き、ひとつでも参考になることがあれば嬉しく思います。これからも自身の目標に向けてがんばってください。


松山南高等学校砥部分校 美術系大学進学対策実技指導会+授業
日時:2019年7月22日(月)10:30~16:30
授業:綿棒を用いた立体造形
参加数:16名
担当:藤井俊治(共通教育センター助教)

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