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教育連携推進センター

大阪府北摂地区の高等学校の連携授業開催

2019.12.16

北摂サムネ

11月3日(日)に大阪府北摂地区の高等学校の美術部合同生徒実技研修会大阪府立高校第2ブロックの連携授業を開催しました。当日は大阪府北摂地区の高等学校15校から約80名の生徒の方が参加していただきました。

大学紹介と講師紹介の後、それぞれの教室にわかれて授業が行われました。

『藍染–板締め絞り–』
藍染の伝統技法を用いてオリジナルの手ぬぐいを製作する授業では、染める際の手ぬぐいの降り方焼いたのはさみ具合で、予想とは違う模様が浮かび上がる面白さを体験しました。
染め合わせ


『日本画材を体験しよう〜岩絵具から始めよう〜』
日本画の製作には欠かせない岩絵具を医師から削り、絵の具にして着彩までを体験しました。普段なかなか触れることがない画材に触れ、新たな発見があったと思います。
岩絵具合わせ


『ピンホールカメラで写真の原点を楽しもう』
針穴を開けた空き箱に感光材料を入れるだけのシンプルかつアナログな手法を用いて、学内を撮影し、暗室でモノクロ現像までの工程を行いました。
ピンホール合わせ

カメラ4


『鉄の造形にチャレンジ!–スプーン・フォークを用いた造形–』
本学にある金属の加工に特化した施設の鉄工ラボで、スプーンやフォークを加工しました。
鉄工合わせ


『地元ワッペンをつくろう!〜地元にこんなんあったわ!〜』
学生自身が住んでいる周辺地域を調べて、地元の特産品や場所を布切れや手芸用品を使ってワッペンにします。
ワッペンあわせ


『キャラクターを描き分ける』
人物を描く際に、ただ好きに描くのではなくキャラクターの個性や性格などを持ち物、服装、身長や体格でかき分けていきます。
キャラ合わせ


『美術解剖学を応用したヌードモデルクロッキー』
美術解剖学に関する講義と実技を行いました。最初に人体の構造についての講義の後、実際にモデルの方をお呼びし人物クロッキーをしました。
人体合わせ


3時間半の短い授業時間の中ではありましたが、参加者の方はそれぞれ真剣に授業に取り組んでいました。大学の施設・設備を利用していただき、普段できない技法や体験をして有意義な時間だったと思います。この経験を生かし、自身の制作や参考に生かしていただければと思います。

<大阪府北摂地区高等学校美術部合同生徒実技研修会大阪府立高校第2ブロック>
日時:11月3日(日)10時〜16時
場所:成安造形大学
参加者:大阪府北摂地区の高等学校15校87名
授業:
「藍染–板締め絞り–」
担当:田辺 由子(准教授)

「日本画材を体験しよう〜岩絵具から始めよう〜」
担当:高田 学(准教授)

「ピンホールカメラで写真の原点を楽しもう」
担当:金澤 徹(教授)

「鉄の造形にチャレンジ!スプーン・フォークを用いた造形」
担当:宇野 君平(准教授)

「地元ワッペンをつくろう!〜地元にこんなんあったわ!〜」
担当:石川 亮(准教授)

「キャラクターを描き分ける」
担当:MON(教授)

「美術解剖学を応用したヌードモデルクロッキー」
担当:小田 隆(客員教授)

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