教育連携推進センター
「ヨシランプをつくろう」雄琴小学校との連携授業開催
2020.02.25
2月4日（火）、大津市立雄琴小学校にて6年生対象にヨシを使ったランプ作り授業を開催しました。
雄琴小学校では環境教育の一環でヨシの歴史や地域との結び付きなどを学習されており、最終的な取り組みとしてヨシランプ制作をされています。その制作補助を本学教員と空間デザイン領域2年生の在学生3名が行なってくれました。
ヨシの扱い方等を説明し、それぞれが考えたランプデザインをもとに制作を進めました。
実際にヨシに触れることでイメージできることもあります。子どもたちは素材と対話し、手を動かしながら自身のデザインを見直し、新たなアイデアを模索していました。
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素材の扱いも固定概念に捉われることがなく、自由な発想で取り扱えていたと思います。
また、皆、グループごとに作業を協力し、積極的に取り組んでくれました。
出来上がった作品は真っ暗な部屋でランプを点灯し、ヨシの間から漏れる光と影の出来具合をチェックしました。点灯した瞬間、「おお！きれい！」と歓声が上がりました。
子どもたちは自分以外の作品の良い部分を見つけ、それを伝え合い、認め合っている様子が見られました。この制作が単なる造形にとどまるのではなく、他者の新たな個性を発見できた良い機会だったと思います。
短い時間での制作でしたが、様々なアイデアが詰まったヨシランプが完成しました。
在学生にとっても子供達の柔軟な発想に、驚き、刺激をもらった時間になったようでした。
「ヨシランプ制作」＜大津市立雄琴小学校＞
日時：2020年2月4日（火）9:00~12:00
場所：大津市立雄琴小学校
参加者：大津市立雄琴小学校6年生67名
担当：立神まさ子（空間デザイン領域非常勤講師）、藤井俊治（共通教育センター助教）
補助：本学空間デザイン領域2年生3名