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教育連携推進センター

医療法人藤樹会花きりんにて「アートに触れる」ワークショップを開催

2020.11.18

10月12日(月)、医療法人藤樹会花きりん事業所にて入所者4名を対象にワークショップを行いました。

このワークショップは、事業所に美術に興味がある方が入所してこられたことから、所内の美術系の活動の新たな構築を協働で模索してほしいというご依頼から始まりました。

まずは今年6月に教職員の方対象にした研修会を行いました。実際にいくつかの制作活動を行い、その中で「技術習得というよりも他の参加者の発想から自分にはない視点を見出し、自分の見地を広げる内容」で、「制作や作品鑑賞を通したコミュニケーションの時間を設ける」という活動方針が決まり、本日を迎えました。

本日のワークショップは綿棒による造形を試みました。考えてできる形ではなく、ある法則を繰り返すことで、自然に構造物をつくることができる内容です。あまり考えすぎず、手が動くようにで進めていくことで、自分でも思いも寄らない形が生まれます。その自分でも見たことのない形から自分の新たな視点を探っていきます。

参加者の方は真剣に素材に向き合いながらも、お互いに良いところを見出して発言したり、会話を楽しみながら和やかに制作をされていました。
完成した作品をみんなで鑑賞。作品についても考えたらことやテーマ、タイトルなどを自由に話してもらいました。
作品や制作時間を通して、自分にはない視点や方法、考え方を感じることができ、とても有意義な時間になったと思います。

今後も不定期ですが継続する予定をしています。次回はどんな表現が見られるのか、今から楽しみです。

<医療法人藤樹会花きりん入所者対象「アートに触れるー綿棒による」造形」ワークショップ>

日時:令和2年10月12日(月)12:30ー14:00
内容:「綿棒による造形」
研修場所:医療法人藤樹会 花きりん
参加者:4名
大学担当:藤井俊治(共通教育センター助教)

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