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教育連携推進センター

クラーク記念国際高校で出張授業を開催

2021.08.04

6月28日(月)、クラーク記念国際高校福岡中央キャンパスで出張授業を行いました。
簡単な大学説明の後、本日の授業「触覚で描くー抽象を具体化させるー」へ。真っ黒な袋に入った”何か”に触れ、その触覚経験をイメージへと転換していくというものです。この授業は真っ黒な袋の中を当てるゲームではありません。中に入っている何かしらのものから、いかにイメージを膨らませるかがポイントです。また、触れた時の硬い・柔らかいなどの経験の差を、鉛筆、ペン、筆ペン、コンテ、木炭などの画材で描いたときに現れる表情の差に置き換えて丸い形の紙に表現してもらいました。

最初は真っ黒な袋を恐る恐る触る受講生でしたが、徐々に緊張もとけ、利き手以外で触れたり、手の甲にあててみたり、力を込める、弱く握るなど触り方に変化を持たせたりと様々な触るという経験をインプットできるようになっていきました。
完成した作品はものの外見に引っ張られることなく、様々なイメージに繋がりをみせた個性的な作品ばかりで驚きました。

合評会では数名に作品解説をしてもらいましたが、解説を聞くことで作品の見え方も広がりをみせ、表現の面白さを感じたとてもよい時間になったと思います。

クラーク記念国際高校福岡中央キャンパス連携授業「触覚で描くー抽象を具体化させるー」

日時:6月28日(月)13:50-16:40
場所:クラーク記念国際高校福岡中央キャンパス
参加数:35名
担当:藤井俊治(共通教育センター 助教)

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