【YUI Lab】コミュニティスペース「結」活用事業「YUI Lab（ゆいラボ）」4月〜6月活動レポート
昨年度のコミュニティスペース「結」のリニューアルオープンを機にスタートした
学生プロジェクト「YUI Lab（ゆいラボ）」！
地域と大学をアートやクリエイティブな発想を通じてつなぐことを目指し、
コミュニティスペースのデザインやイベント企画に取り組む学生有志による活動です。
2年目となる「YUI Lab（ゆいラボ）」は4月に活動メンバーを募集し、
さまざまな領域や学年から15名の学生が集まりました。
今回は4月から6月の活動の様子をお届けします！
☆昨年度の活動については未来社会デザイン共創機構のYouTubeをご覧ください。
●2024/4/22 初回ミーティング｜YUI Lab決起会
初回ミーティングではYUI Lab決起会と題して、
コミュニティスペース「結」の成り立ちやYUI Labの活動目標をみんなで共有しました。
そして、昨年度企画のワークショッププログラム「ときめきリサイクル」にトライ！
アートを通じてみんなでワイワイ交流しました。
ときめきリサイクルは昨年度からの継続メンバーが進行し、
YUI Labの先輩、そして今年の仲間として、新メンバーを盛り上げてくれました。
●2024/5/13 第2回ミーティング｜ターゲット分析
第2回ミーティングでは、アイデア展開に向けたターゲット分析に取り組みました。
「結」を拠点にしたコミュニティの可能性を探るため、
「結」に関わる大学関係者、カフェ関係者、地域住民の大きく3つのブロックから、
属性や興味関心を関連づけて細分化していきます。
例えば、「一人暮らしの学生」、「「結」に来たことがない学生」、
「子どもを安心して遊ばせたい親世代」などなど…。
そこからいくつかをピックアップし、ターゲットが
嬉しいと思うこと（魅力）、嫌だと思うこと（困り事）、こうなったらいいなと思うこと（理想）
以上の3つをターゲットを想像して書き出します。
「結」に来たことがない学生は、どうして来ないんだろう？
親世代が子どもを連れてくるとしたら、どんな環境が嬉しいんだろう？…というように、
ターゲットの立場に立って、とにかくいっぱい書き出します。
その後、それぞれの項目に沿ってアイデア出し！
魅力をもっと魅力的にするアイデア、困り事を解決するアイデア、理想を実現するアイデア
テーブルごとにアイデアのタネをいっぱい生み出しました。
アイデアを具体化する上でターゲットは「軸」になるとも言えます。
やりたいことを叶えるだけでなく、それを誰に届けたいのかを考えて、企画を練ります。
●2024/5/27 第3回ミーティング、6/10 第4回ミーティング｜チームミーティング
第3回ミーティグでは、いよいよ企画アイデアを持ち寄り、提案とチーム結成を行いました。
前回までのターゲット分析やアイデア出しを踏まえて、
それぞれがコミュニティスペース「結」でやりたいことを企画シートにまとめ、
「我こそは！」と熱意のある人を筆頭に企画提案しました。
アートワークショップや、食イベントなど、ワクワクする企画案がたくさん！
学生のアイデアが光る全12提案の中から、
ライブペイント企画、フリーペーパー企画、おにぎりイベント企画…
といった数案に絞り、テーブルに分かれてディスカッションしました。
今回はアートエリアを活用した企画や広報企画も立ち上がり、
日中に食事にこられるお客さまにもお楽しみいただける機会がありそうです。
企画チームを結成し、実施に向けて計画を練っていきます。
●2024/6/24 第5回ミーティング｜プレゼンテーション
6/24にはカフェテリア、パン・焼き菓子工房を運営するブルーベリーフィールズ紀伊國屋さまに向けた
プレゼンテーションを実施しました。
一緒に「結」を作る仲間として、お互いにアイデアを交換します。
1つ目の企画は「OMUSUBI」ワークショップ！
食を通じた交流の観点から生まれたワークショップ形式の企画です。
参加者が日本特有の食文化であるおむすびの歴史や文化について学びながら、
食材を混ぜたり、入れたり、組み合わせてみたり、自由に自分だけのおにぎり弁当を作ります。
留学生を含む学生、教員、地域の方々が交流する機会が少ないという課題に対し、
食をきっかけに新しいコミュニティを生み出すことを目指しています。
2つ目の企画はフリーペーパー「more YUI」！
「結」を拠点にした情報発信の企画です。
現状の課題である学生と「結」に距離ができてしまっている原因を
お互いのことをよく知らないからではないかと考え、
知ってもらうきっかけづくりとして発案されました。
学生へ向けては、カフェテリアで提供されているお料理の裏話やスタッフさんの紹介、
「結」のスタッフやお客さんに向けては、学生が日々制作している作品や大学での過ごし方の紹介など、
間接的に学生と地域の人をつなげるような媒体となることを目指しています。
3つ目の企画はライブペイント「Touch Meet Art！」！
“美大の中にあるコミュニティスペース”という特徴をもっと魅力化するためのアート企画です。
客席に隣接したアートエリアや芝生広場を活用し、
作品作りの様子をリアルタイムでカフェのお客さんにお届けします。
お客さんも一緒に作品作りができる参加型の企画への発展も視野に入れ、
「結」が「アートに触れ、共創する体験の場」となることを目指しています。
プレゼンテーションでは、ブルーベリーフィールズ紀伊國屋の松山社長をはじめ、
見学に来ていた教職員からもアイデアやご感想をたくさんいただきました。
これからそれぞれの企画の実現に向けて、チームごとに計画を進めていきます！
今後の活動にもどうぞご期待ください！
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