• HOME
  • NEWS
  • 【共創プロジェクト…
未来社会デザイン共創機構

【共創プロジェクト】まちづくり大津×成安造形大学 大津中心市街地の地域活性化を目指すワークショップ「大津百町みらいミーティング~新たな視点で、まちの未来を描こう!~」第1回 開催レポート

2024.09.18

8月30日(金)に旧大津公会堂にて、ワークショップシリーズ「大津百町みらいミーティング」の第1回を開催しました。

このワークショップは、大津市の賑わいや魅力向上に向けて活動するまちづくり大津と、
成安造形大学(大津市)の共同で立ち上げられました。

各回のテーマに関連するゲストスピーカーからの話題提供を通じて、
あらゆる視点から大津市の中心市街地の課題を考え、
新しいまちづくりの活動の種となる打ち手を探るワークショップシリーズです。

詳細は過去ブログをご覧ください。

 

当日は台風が近づいており、公共交通機関の遅延や運休も懸念されていたことから
多くの学生は参加を見送りましたが、市民・学生あわせて14名にご参加いただきました。

大津市中心市街地で生まれ育った方や、結婚や就職などのライフイベントを機に移住してきた方、
地域活動や情報発信に関心がある方などが集まりました。

「歴史資源を活かしたまちづくり」をテーマに本学の加藤賢治 教授をゲストスピーカーに迎え、
大津市が策定する歴史的風致維持向上計画に関するレクチャーと、
8月末に開講した集中授業において学生が考案した地域活性化のアイデアをお話しいただきました。

大津市歴史的風致維持向上計画は、令和3年に国による認定を受けた取り組みです。
文化財や景観の維持・管理や伝統行事に対する補助といった施策が行われています。
中でも、今回のワークショップの舞台である大津百町は重点地区になっており、
地域の歴史や祭を題材にしたまちづくりへの取り組みや、
ボランティアガイドといった情報発信を担う人材の育成に力を入れています。

隔年で開講している「近江学B」は、大津市歴史的風致維持向上計画に基づき、
中心市街地や文化施設のフィールドワークなどを通して
多くの文化財や伝統を有する大津の歴史について学ぶ授業です。
最終日には、歴史的資源を活かした持続可能な地域活性化の取り組み案を学生自らが提案しました。

今年度は、より記憶に残る観光体験の提供を目指した千社札型のスタンプラリー企画や
地域住民に文化施設をより身近に感じてもらうためのイベント企画やガイド企画など、
多様な地域活性化のアイデアが提案され、いくつか抜粋して紹介いただきました。

 

話題提供の後は、大津市が有する歴史資源をどのようにまちづくりに活用できるのか、
2テーブルに分かれて意見交換を行いました。

市民が感じている課題や疑問や、学生の提案に対する感想などを出し合う中で、
今ある資源をもっと魅力的に発信するにはどんな方法があるのか?
これからの大津を担う若い世代や移住者をどう巻き込むのか?
といった話題へと膨らんでいきました。

最後にはテーブルごとに話し合った内容を共有。
市民の方々のまちづくりに対する考えや期待することを伺うことができました。

 

 

次回は、9月20日(金)18:00〜20:00、旧大津公会堂にて開催します。
「リジェネラティブなまちづくりとアップサイクル」をテーマに、
Atelier M/A デザイナーの小出 真人さんに話題提供をいただきます。
参加無料ですので、事前申込の上、お気軽にご参加ください。

★参加申し込みフォーム:https://forms.gle/EhF1eJdQSRw7BPaf6

 

 

まちづくり大津×成安造形大学
「大津百町みらいミーティング~新たな視点で、まちの未来を描こう!~」

■ワークショップの目的

地域社会との連携強化:新住民や学生など、多様な市民が地域課題を共有し、解決策を見つけるための意識を高める。
新たなアイデアの創出:多様な視点から新しいまちづくりのアイデアを探求し、地域の賑わいとサスティナブルな地域づくりを後押しする。
教育と実践の融合:学生に実際の地域課題を解決する経験を提供し、未来のまちづくりリーダーを育成する。

■開催日程 ※ご興味のある回にご参加ください。

第1回:8月30日(金)18:00-20:30(終了しました)
テーマ: 歴史資源を活かしたまちづくり
スピーカー: 加藤 賢治(成安造形大学 副学長/附属近江学研究所 副所長)

成安造形大学の学生が、三井寺や大津祭などの歴史的資源を活かしたまちづくりのアイデアを発表します。
その後、参加者全員でこれらのアイデアを元に、今後のまちづくりの新たな可能性を探るディスカッションを行います。

第2回:9月20日(金)18:00-20:30
テーマ: リジェネラティブなまちづくりとアップサイクル
スピーカー: 小出 真人(Atelier M/A デザイナー)

アート・ファッション・サスティナブルをテーマに、Atelier M/Aの取り組みをご紹介いただきます。
地域活性化の成功事例を共有し、アートを活用したまちづくりの新しいアイデアを参加者と共に考えます。

第3回:10月25日(金)18:00-20:30
テーマ: ママたちが創る新しいコミュニティ
スピーカー: 赤阪 純子(株式会社conpeito 代表取締役社長/cotomo 代表/おおつつながりプロジェクト代表)

ママであり起業家の赤阪純子さんが大津市で実施している「あるがママfes」と「conpeito」の取り組みを紹介します。
ママたちが創る新しいコミュニティの可能性とその意義について、参加者と共にディスカッションします。

■開催概要 *全日程共通

会場:旧大津公会堂2F多目的室(滋賀県大津市浜大津1丁目4-1)
対象:市内在住の市民・在学中の大学生
参加費:無料
参加申し込みフォーム:https://forms.gle/EhF1eJdQSRw7BPaf6

■共催

・まちづくり大津:https://www.machidukuri-otsu.jp
・成安造形大学 未来社会デザイン共創機構:https://www.seian.ac.jp/attached/mirai/

■お問い合わせ

成安造形大学 未来社会デザイン共創機構
MAIL:mirai@seian.ac.jp
TEL:077-574-2118

PAGE TOP