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未来社会デザイン共創機構

【共創プロジェクト】株式会社たねや×成安造形大学 「近江八景」をテーマにしたお菓子の共同開発プロジェクト

2025.01.17

2023年9⽉、未来社会デザイン共創機構は、菓子舗 たねやとの共創プロジェクトとして
「近江⼋景」をテーマに新作和菓⼦の開発に取り組みました。

たねやは、季節の素材を活かした和菓子を販売する菓子舗です。
たねやグループのフラッグシップ店「ラ コリーナ近江八幡」は、
年間300万人が来訪するスポットとなっています。

2025年3月に、滋賀県大津市の湖岸に新たな店舗「LAGO 大津」をオープンされるにあたり、
本学と連携し、近江八景をテーマにした和菓子を開発する運びとなりました。

今回のテーマである近江八景は、江戸時代の初めごろに近衛信尹という公卿が
かつての膳所城から望む情景を選んだと伝えられている滋賀県内の8箇所の美しい風景を指します。
浮世絵師の歌川広重の風景画により広く知られるようになりました。

●「LAGO 大津」および近江八景プロジェクトの詳細は「LAGO 大津」WEBサイトをご覧ください。

 

本プロジェクトにはさまざまな領域・学年から14名の学生が集まり、
5⽇間にわたって教職員とたねやの各セクション(製造、販売、広報など)の主要スタッフと連携し、
フィールドワークやアイデア出し、企画提案に取り組みました。

初⽇のキックオフミーティングで、学⽣たちは近江⼋景についての知識を深め、
2⽇⽬には「ラ コリーナ近江⼋幡」を訪れ、職⼈から商品の開発過程を学びました。

 

3⽇⽬は加藤賢治 教授の解説のもと近江⼋景の現地を巡るフィールドワークを⾏い、
各地の歴史や伝承、⽂化に触れました。

さらに、当時はまだ着工されていなかった「LAGO 大津」の建設予定地にも立ち寄り、
そこから望む景色を見ながらイメージを膨らませました。

 

そして、4⽇⽬には学生とたねや社員が一緒になってテーブルを囲み、アイデアを磨くためのディスカッションを実施。

最終⽇には、グループごとに、たねやグループの⼭本昌仁CEOをはじめとする企業の幹部スタッフに向けて
新作和菓⼦の企画提案を⾏いました。

 

この協働を通して、学⽣たちは実践的な商品開発の経験を積むとともに、
企業との連携によるクリエイティブな課題解決の重要性を学びました。

今回の提案をもとに開発を重ねた商品は2025年3月24日にオープン予定のたねやの新店舗「LAGO 大津」で販売される予定です。

プログラムの様子や、商品の完成までのプロセスについては、
「LAGO 大津」WEBサイト内の「みんなでつくるLAGO」にてご覧いただけます。

●LAGO【近江八景プロジェクト】Vol.1〜近江八景をテーマにしたお菓子の開発〜
●LAGO【近江八景プロジェクト】Vol.2〜成安造形大学との近江八景プロジェクト〜

どうぞご期待ください。

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