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国際学術交流プロジェクト「自然学 SHIZENGAKU」がスタート!

2012.04.23

成安造形大学と留学に関する協定を締結しているロンドン大学ゴールドスミスカレッジと本学との学術交流プロジェクト「自然学 SHIZENGAKU」がこの4月から開始されました。その取り組みの第一弾として4月20日にロンドン大学から3名の研究者を招聘してプレ・シンポジウムを開催しました。

このプロジェクトは、地球環境が世界的なテーマとなっている中で、アリストテレス、ジル・ドゥルーズ、今西錦司らの著作から由来する「自然学」をキーワードに自然観と芸術表現の関係を考察しながら、「美学」を軸とする新たな「自然学」という学問の構築を目指すものです。

シンポジウムでは、はじめにプロジェクトリーダーである本学美術領域岡田修二教授がプロジェクトの概要を解説し、ロンドン大学から、ジョン・レヴァック・ドリヴァー氏(John Levack Drever, ロンドン大学 フォノグラファー、エレクトロニック音楽作曲家)、アンソニー・プライアー氏(Anthony Pryer, ロンドン大学 美学・音楽学)、松本直美氏(プロジェクトコーディネーター/ロンドン大学 歴史・音楽学)がそれぞれの立場で「自然学」について語られました。
最後に本学からの共同研究者である山本和人教授、要真理子非常勤講師が「自然学」を哲学、美学の立場から解説されました。

その後の交流会では、ロンドン大学の研究者を囲んで、本学教職員、学生が和やかに懇親の時間を楽しみました。会の冒頭には「自然学」という事で、自然環境における研究者でもある嘉田由紀子滋賀県知事からのメッセージが披露されました。

このプロジェクトは8月に滋賀県立近代美術館との連携事業として、第1回国際シンポジウムと企画展「自然学|SHIZENGAKU —来るべき美学のためにー」が、3月には英国ロンドンにて企画展が開催されます。ご期待ください。

プロジェクトの詳細はhttps://www.seian.ac.jp/art-info/2865e26c/

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