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イベント

2022秋の芸術月間セイアンアーツアテンションVOL.15「みちとゆくえ|うつろいのしかた」10月18日(火)より開催

2022.10.18

2022秋の芸術月間セイアンアーツアテンションVOL.15「みちとゆくえ|うつろいのしかた」を2022年10月18日(火)から11月12日(土)の期間に開催いたします。

本展覧会では「みち」をテーマに5組のアーティストの作品を紹介し、人や場所をつなぐ「みち」に見られる、多様な感性や経験について再考していきます。
COVID-19が流行した3年の間、主に制限されたのは人の移動でした。この制限により私たちの日常は大きな変化に直面することになり、今なおその影響は続いています。しかし、その最中においても人はネットワークによって繋がり、制限された感覚を補完しながら、新しい方法論を模索し続けています。細い道をたどってでも得たい、何かにつながりたいという欲求は、私たちの暮らしにおいて欠かせない感覚なのだと気付かされました。それは、移動によって生まれる出会いや触れ合いが、私たちにとって代替困難な体験であるということの証でもあります。
場所と場所の合間には、「みち」があります。様々な営みが息づく場所が道の先にあるのなら、その場所へとつながり、元いた場所と混ざりだす、人々の営為を生み出すものが「みち」だと言えます。そこは思いも寄らないものたちを結びつけるダイナミズムに溢れています。道は過去から現在まで、人や商品、貨幣だけでなく、ことばや文化、それにともなう価値や時間までも、多種多様なものを乗せて変化を促す、流動的なプラットフォームとも言えるでしょう。そして「みち」は常にどこかへの途中であり、行き先までたどり着くひとつの仕方と考えることもできます。「みち」はただの「道」ではなく、何かにつながり、何かに触れ、何かと混ざり合う方法やプロセスとしても捉えることができるのではないでしょうか。「みち」は道であり、仕方でもあり、移ろいが生まれる場所でもあるのです。
本展では、既存の「道」だけでなく、交差や交換が常に起こり続け、留まらず、変容する構造としての「みち」を読み解き、場所と場所、場所と人、人と人との多様な接触の仕方を提示し再考します。

■2022秋の芸術月間セイアンアーツアテンションVOL.15
「みちとゆくえ|うつろいのしかた」開催概要

会期:2022年10月18日(火)~11月12日(土)
時間:11:00~17:00
休館:日曜、月曜日休館 ※11月3日は開館
場所:成安造形大学【キャンパスが美術館】
入場:無料

主催:成安造形大学【キャンパスが美術館】・成安造形大学同窓会

<出品作家>
・牛島 光太郎
・大村 大悟
・下道 基行
・タイルとホコラとツーリズム(谷本研+中村裕太)
・和田 ながら / わたしたちのフリーハンドなアトラス

詳しくはこちら↓

みちとゆくえ|うつろいのしかた


■クロストーク

日時:2022年10月27日(木)19:00~20:30

パネラー:保坂 健二朗(滋賀県立美術館ディレクター)
牛島 光太郎
大村 大悟
下道 基行
谷本 研
中村 裕太
和田 ながら

会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】

参加方法については後日「キャンパスが美術館WEBサイト」にて告知します。

 

■ギャラリーツアー&レセプション

日時:2022年10月29日(土)

【ギャラリーツアー概要】
日程  2022年10月29日[土]
時間  13:00〜14:30
場所  I 棟1Fプレゼンテーションルーム
内容  展覧会解説+ギャラリーツアー

【レセプション概要】
日程  2022年10月29日[土]
時間  15:00〜17:00
場所  コミュニティスペース「結」
内容  出展作家、関係者との歓談

 

【キャンパスが美術館】
URL :https://artcenter.seian.ac.jp/
Facebook: https://www.facebook.com/seianartcenter
Twitter :「@SEIANARTCENTER」で最新情報更新中

〈問い合わせ〉成安造形大学【キャンパスが美術館】事務局
TEL :077-574-2118(平日9:00~17:00)

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