滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」 関連イベントのご案内
滋賀県立美術館(旧滋賀県立近代美術館)のリニューアルオープン記念展「Soft Territory かかわりのあわい」(6月27日(日)〜8月22日(日))では、関連展示として本学地域実践領域研究室が主体となる展示が行われています。
(参考記事:滋賀県立美術館リニューアルオープン記念展・関連展示のお知らせ)
今回、関連企画として、講演会やワークショップなど4つのイベントを行います。
(1)講演会「MUSUBU地図が示すこと」
《MUSUBU地図》は近江(滋賀県)を大きく分けて次の4種類(基盤、交通インフラ、エネルギー、コミュニティ)分類した21枚(2021年6月現在)の「要素の地図」があります。この中の数枚を重ね合わせ、再構成してテーマを示した「共創の地図」を作り上げることで、一つの《MUSUBU地図》がつくられます。あるいはその過程において別の要素を発見して新たな「要素の地図」がつくられる可能性もあります。
今回の関連展示で製作した《MUSUBU地図》の制作に携わった人たちが登壇し、制作エピソードを語ることで、「来るべき未来社会のテーマ」について迫ります。
日時 2021年7月23日(金、祝)12:30〜14:00
登壇者 荒井保洋(滋賀県立美術館 学芸員)
石川 亮、金 再奎、加藤賢治(成安造形大学芸術学部地域実践領域 教員)
会場 滋賀県立美術館 木のホール
定員 80名
参加費 無料
申込方法 滋賀県立美術館のイベントページからお申し込みいただけます。
(2)ワークショッププログラム1 「MUSUBU地図をつくる」
このプログラムは近江(滋賀県)の地形を知ることから始まります。地図の読み込みと再構成から、近江の歴史文化の変遷を辿り今日のコミュニティのあり方に繋げるワークショップです。また、自然環境と人間の営みや、現状を捉え今後の来るべきエネルギー社会のあり方に迫ります。
日時 2021年7月23日(金、祝)14:30〜16:10
講師 石川 亮、金 再奎、加藤賢治(成安造形大学芸術学部地域実践領域 教員)
会場 滋賀県立美術館 ラボ、ワークショップルーム
定員 10組(1組 2〜3名程度,先着順)
参加費 無料
申込方法 滋賀県立美術館のイベントページからお申し込みいただけます。
(3)ワークショッププログラム2 「琵琶湖の庭(漂流物研究)」
滋賀県は四方を山に囲まれた地形をしており、琵琶湖のエネルギーがめぐる一帯は「琵琶湖の庭」でもあります。この「琵琶湖の庭」という言葉をイメージのとっかかりとし、漂着物、小石、拾い物などによって小さな自分の庭を構成していきます。琵琶湖の素材を互いに関係させたり、集めて組み合わせるワークショップです。
日時 2021年8月21日(土)13:30〜15:10
講師 山田真実(成安造形大学芸術学部地域実践領域 アシスタント/「琵琶湖の庭」漂流物研究会)
会場 滋賀県立美術館 ワークショップルーム
定員 10組(1組 2〜3名程度,先着順)
参加費 無料
申込方法 滋賀県立美術館イベントページでご案内いたします。
(4)オンラインワークショッププログラム「今日の一枚」
「今日の一枚」は、日常生活において魅力を感じた瞬間に、直ぐに捕まえるトレーニングです。まずは、「そこら」の魅力に気付いたら、あれこれ考えずに写真撮影してみましょう。
写真撮影ができたらタイトルをつけてエピソードを書き出します。その瞬間に感じた魅力をそのまま、タイトルやエピソードに変換してワークシートに記録することで、自分の魅力発見を客体化して考えてみましょう。
ワークショップの成果は、地域実践領域のWebサイトで発表いたします。(詳細については、地域実践領域研究室サイトをご確認ください。)
日時 2021年7月23日(金、祝)〜8月20日(金)
担当 松元 悠(成安造形大学芸術学部地域実践領域 助手)
詳細 地域実践領域研究室サイトでお知らせいたします。
- 《MUSUBU地図(Ver3.0)》展示風景
- 「琵琶湖の庭」漂流物の展示風景1
- 「琵琶湖の庭」漂流物の展示風景2
- 「琵琶湖の庭」漂流物の制作風景
- 地域実践領域による「今日の一枚」
【お問い合わせ先】
成安造形大学 未来社会デザイン共創機構
TEL:077-574-2118
E-mail:mirai@seian.ac.jp