公開講座

〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉近江〜空のかたち 湖国の夜空をデザインする−近江の花火師−

日程 2014年9月13日(土)  10:40~12:10
応募締切日 2014年8月29日(金)受付は終了しました
記号 【 エ】

講座内容

全国各地で繰り広げられる夏の風物詩「花火大会」。
その打ち上げ花火の起源は戦国期に武器として使用された鉄砲や大筒に遡る。湖北長浜の国友は、日本有数の鉄砲の産地としてしられるが、その流れを継承し、今も湖国で唯一打ち上げ花火を製造、湖国の花火大会を手がける花火師がいます。
㈱柿木花火工業代表取締役 柿木博幸氏を演壇に招き、打ち上げ花火の歴史から、コンピュータで制御される最新の仕掛け花火まで映像や写真で紹介いただきます。
また、危険を伴う花火製造の裏側や、自然に優しいエコ花火、花火を通じた地域貢献など多岐にわたった内容で対談を進めます。

講座概要

・講座名 〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉近江〜空のかたち 湖国の夜空をデザインする−近江の花火師−
・講座記号 【 エ】
・開催日 2014年9月13日(土)  10:40~12:10
・受講料 500円(当日受付にて徴収いたします)※本学学部生および研究生は受講料無料
・場所 成安造形大学
・対象 中学生以上
・募集 150名
・応募締切日 2014年8月29日(金)必着 受付は終了しました
・講師 柿木博幸氏(株式会社柿木花火工業 代表取締役)
・対談 加藤賢治(近江学研究所研究員)

講師プロフィール

柿木博幸氏(株式会社柿木花火工業 代表取締役)

1969年滋賀県生まれ。滋賀県立長浜農業高校卒業。一般企業務めを経て、2000年家業の江濃煙火工業入社((株)柿木花火工業の前身)。2006年ゴミの減量化に取り組んだエコ花火完成。2009年(株)柿木花火工業に改名。2012年(株)柿木花火工業代表取締役就任。 2010年長野県諏訪市新作花火競技大会2位準優勝受賞。2011年秋田県大曲市新作花火コレクション3位銅賞受賞他多数受賞 著書(掲載書)学研『調べてみよう!日本の職人伝統のワザ ⑦季節・行事の職人』他

〈連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」〉
近江学は、近江という地域固有の風土を改めて検証する学問です。20世紀後半の日本人は、大量消費・大量廃棄の暮らしをひたすら追い求め、優れた素材や技術、豊かな暮らしの知恵や自然観を切り捨ててきました。  この50年間に私たちが失ったものに思いをめぐらせ、過去の記憶を手がかりに、ごくあたり前のものの内にひそむ美しさ、かけがえのなさ、本来の豊かさを未来に向けて再生しなければなりません。  文化とは人の営み、すなわち「暮らしのかたち」のことです。「近江のかたちを明日につなぐ」をテーマとした連続公開講座は、地域の素材と向き合いながら、それぞれの活動や表現を通して独自のかたちと技を求めつづける方々による講演と対談です。  そこにしかないモノと心の統合された豊かな文化を、未来に向けていかに再生するか。21世紀を生きる私たちの、新たな生き方につながる手がかりが見つかるに違いありません。
成安造形大学附属近江学研究所


受付は終了しました
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