公開講座

『宿場におけるなりわいのコミュニティ』

日程 2025年7月26日(土)  10:40-12:10
応募締切日 2025年7月11日(金)

講座内容

近世宿場町では、多くの人々がさまざまな生業(なりわい)を営んでお互いが助け合っていました。大名行列などで大勢の宿泊客がある時には、本陣や旅籠などの宿泊施設が中心となって、食材集め、炊飯のための燃料の確保、洗濯、髪結などのサービス、多くの人々がそれぞれの役割を担って連携する姿がありました。また、宿場では相撲や芸能などの興行が定期的に開かれ、それを求めて近郷から人々が集まってきました。そこには最新の情報が集まり交換されました。近世草津宿を舞台に生きるために必要不可欠であったなりわいのコミュニティの概要を語っていただきます。

講座概要

・講座名 『宿場におけるなりわいのコミュニティ』
・開催日 2025年7月26日(土)  10:40-12:10
・受講料 無料
・場所 成安造形大学 聚英ホール(聚英館3階)
・対象 中学生以上
・募集 180名
・応募締切日 2025年7月11日(金)必着 
・講師 八杉 淳氏(前草津市立草津宿街道交流館長)

講師プロフィール

八杉 淳氏(前草津市立草津宿街道交流館長)

1959年、兵庫県生まれ。佛教大学大学院文学研究科修士課程修了。専攻は日本近世交通史。街道や宿場、江戸時代の旅の実践研究をテーマに、街道を歩いている。草津市歴史文化活用調整員、(前草津市立草津宿街道交流館長)。著書に『近江の宿場町』(サンライズ出版)、『近江東海道を歩く』(サンライズ出版)、共著に『宿場春秋』(角川書店)、『古地図で楽しむ近江』(風媒社)などがある。


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