公開講座
『汽車土瓶製作にみるコミュニティ 信楽学園製の汽車土瓶から』
日程 | : | 2025年12月6日(土) 10:40-12:10 |
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応募締切日 | : | 2025年11月21日(金) |
講座内容
近代に入り、鉄道が敷かれると駅弁とともに、飲み物が入った陶製の汽車土瓶というものが、鉄道に乗る楽しみの一つとなって知られるようになりました。時代の波に乗って、信楽では汽車土瓶を製作し、西日本一円に商圏を持って盛んに販売されました。やがて、それらがポリエチレンに代わり、最終的には缶やペットボトルとなりますが、汽車土瓶の懐かしい形は、今もなお愛され、復刻版として現代の汽車土瓶が復活、その製作をもとに新しいなりわいのコミュニティが形成されています。汽車土瓶を通じて過去から現代へつながるコミュニティについて語っていただきます。
講座概要
・講座名 | 『汽車土瓶製作にみるコミュニティ 信楽学園製の汽車土瓶から』 |
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・開催日 | 2025年12月6日(土) 10:40-12:10 |
・受講料 | 無料 |
・場所 | 成安造形大学 聚英ホール(聚英館3階) |
・対象 | 中学生以上 |
・募集 | 180名 |
・応募締切日 | 2025年11月21日(金)必着 |
・講師 | 畑中英二氏(京都市立芸術大学教授) |
講師プロフィール

畑中英二氏(京都市立芸術大学教授)
1967年、京都府生まれ。龍谷大学文学部卒業。滋賀県立大学大学院人間文化学にて論文により博士の学位を取得。京都市立芸術大学美術学部教授。専攻は考古学、工芸史、城郭史。考古学と社会やアートとのより良い関係を模索している。著書に『続信楽焼の考古学的研究』『ここまでわかった甲賀忍者』『岡本太郎 信楽へ』(いずれもサンライズ出版)、『なんで信長はお城を建てたの?』(新泉社)、共著に『戦国大名の権力と城郭 織田信長の城郭』(戎光祥出版)、『中近世陶磁器の考古学』第11巻(雄山閣出版)などがある。