地域連携推進センター

水空間デザインプロジェクトフィールドワークがスタート

2014.03.10

水空間デザインプロジェクトは㈱まちづくり大津が執り行う中心市街地活性協議会の活動の一つです。大津市都市再生課のサポートを受けて平成25年度、26年度と地域の学生も参加して主に大津港からびわ湖ホールまでの湖岸エリアの次世代の在り方を探究し新たな提案を目指すプロジェクトです。本学からは近江学研究所研究員の石川 亮(いしかわ りょう)研究員がプロジェクト委員として参加されています。

3月7日(金)びわ湖ホール研修室にてフィールドワークの「水辺をとらえる研究会」と題した研究会が始まりました。本学からは空間デザイン領域の6名と総合領域の1名の学生が参加しました。
対して滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科、松岡 拓公雄(まつおか たけお)教授のゼミ生7名とで平成26年12月に新しい水辺の空間の提案に向け初回の研究会が始まりました。

松岡先生のご挨拶に始まり、大津市都市再生課の田山さんからは湖岸エリアの理想像について、石川研究員から研究会主旨の説明、続いて大津の歴史的変遷を近江学研究所研究員の加藤 賢治(かとう けんじ)研究員、湖岸エリアの変遷を大津市生涯学習センターの寺田所長がそれぞれお話しされました。最後に琵琶湖博物館の変遷と今日の現状として大津市都市再生課の北田さんからの報告を聞き、一旦レクチャーを終了しました。

昼休憩はプロジェクトに参加する学生の親睦をはかる時間としてびわ湖ホールに隣接する渚のテラス(なぎさWORMS/プロジェクト委員の一人秋村 洋氏の店)にてランチタイムを取りました。

その後いよいよ、湖岸エリアを散策し、現地調査に入りました。湖上からみる湖岸エリアを見る企画も実施され、大津市の持っている消防艇に乗り調査しました。この日はまだまだ肌寒く、雪が降るなど凍えるような寒さでした。

次に場所を移し、旧大津公会堂にてフィールドワークで発見したことを発表し白地図に記録して行く作業を行いました。取組んだ学生の中には大津の湖岸エリアに訪れるが始めての学生もおり、新鮮な意見のでました。次回は世界の湖岸に隣接する都市を紹介する宿題が出ました。
理想的な湖岸を研究するには先ず、世界に見る理想的な例を網羅する。そこから大津に必要で且つ可能性の高いプランニングを絞って行くようです。
次回会場は滋賀県立大学、松岡ゼミにて6月1日を予定しています。乞うご期待!!

大津の歴史紹介をする加藤研究員

なぎさWORMSで自己紹介する学生

 

琵琶湖博物館の前を歩くプロジェクトメンバー

 

湖岸にて

 

旧大津公会堂にてワークショップに取組む学生たち1

 

旧大津公会堂にてワークショップに取組む学生たち2

 

旧大津公会堂にてワークショップに取組む学生たち3

 

消防艇より湖上から見る大津市

 

ワークショップで出来上がった「気付き」の白地図

 

 

 

 

 

 

 

 

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