「広報おおつ」の表紙からイラスト制作のご依頼につながりました!
地域連携推進センターでは、例年「広報おおつ」の表紙デザインに取り組んでいます。「広報おおつ」は毎月1日と15日に発行され、約11万8千部が大津市内の各世帯や公共施設などに配布されている大津市の広報紙です。
本学では毎月1日号の表紙デザインをイラストレーション領域の3年生が担当しているのですが、2019年7月1日号の表紙イラストをご覧になった山科にあるシーレックス株式会社の代表取締役 竹田幸平様(写真右)から、このイラストを制作した学生に社屋に飾るイラストを描いてもらいたいとご依頼がありました。
そこで7月1日号を担当したイラストレーション領域3年生の山下千洋さん(写真左)がご依頼にお応えする形でイラストの制作に取り組むことになりました。シーレックス株式会社様のご要望は「四ノ宮交差点から見る夕暮れの山科の町並み」ということで、現地にも足を運び、竹田様と何度もイメージをすり合わせながら修正を重ね、ついに完成!この日作品のお渡しとなりました。
学生にとっては自分以外の人がイメージした風景を描くということはあまりないため大変貴重な経験になりましたし、竹田様にも完成した作品を大変喜んでいただくことができました。1メートル四方もある作品が社屋に飾られる日が楽しみです。
今回のように「広報おおつ」の表紙を見て学生の作品に興味を持っていただき、そこからまた次の制作につながったことは地域連携推進センターとしても大変嬉しい出来事でした。一つの連携事業から始まって、そこから一人でも多くの地域の皆様との交流が広がっていくような取り組みをこれからも目指していきたいと思います。
後日、竹田様より「西側の壁にこの絵を飾ると壁から奥に世界が広がっていくようでとても嬉しい気持ちになります。」とのお言葉と共に、社内に飾られた作品の写真をお送りいただきました!山下さんの作品が額装されてより一層素敵になりました!