地域連携推進センター

三井寺の非公開国宝建造物を学生が案内!

2012.11.09

本学と総本山三井寺との連携事業として毎年恒例となっている三井寺の非公開国宝建造物の公開が11月4日から始まりました。

このプロジェクトに参加した学生は17名。学生たちは事前に本学日本美術史担当で附属近江学研究所研究員の小嵜善通教授から解説を受け、三井寺の歴史や障壁画の特徴などを学び、現地での研修も重ねて、初日の公開日には来場者に対して解説を行いました。

この日公開されたのは、国宝光浄院客殿で、現在の日本建築につながる書院造りの初期の代表的な建造物です。障壁画は狩野派の絵師によるもので、庭園は国の名勝・史跡に指定されています。今年は初めて電子タブレット端末「iPad」を使用し、それらの文化財を詳しく解説しました。はじめは中々、来場者に対して恥ずかしさも感じられましたが、解説の他、来場者の受付や誘導、荷物預かりなど、国宝公開に関する仕事を分担し、丁寧な対応に来場者は大変喜んでおられました。

今後の公開スケジュールは11月11日(日)=国宝勧学院客殿、18日(日)=国宝光浄院客殿、25日(日)=国宝勧学院客殿で、各日10時から4時まで公開しています。
拝観には入山料の他、別途600円が必要です。
(なお、23日、24日も公開されますが、本学学生の解説はありません)

17日からは「秋は三井寺、アート来迎 小沢剛ホワイトアウト大藝術祭」がスタートします。こちらも是非ご高覧ください。

特別公開三井寺光浄院客殿前

案内の様子

案内の様子

タブレットを使って案内をする学生

受付も学生が担当

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