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SELECTION 卒業制作展 2020 Plus

Design:井原 七海(メディアデザイン領域グラフィックデザインコース3年生) 概要 2019年度の卒業制作作品から、5領域12コースごとに優秀作品を選抜し、成安造形大学【キャンパスが美術館】で再構成して展示いたします。 キャンパス内に点在するギャラリースペースにて、彼/彼女らが過ごした学生生活の雰囲気を感じつつ、ゆっくりとご覧いただければ幸いです。 また学園創立100周年記念の年となる今年度は、これまでの卒業制作展の一部が垣間見える特別展示も行う予定です。 *この展覧会は「学園創立100周年記念展覧会 」の一つです。 タイトル:「SELECTION 卒業制作展 2020 Plus」 会 期:2020年4月1日(水)~4月26日(日) 休 館:日曜日・月曜日 時 間:11:00-17:00 会 場:成安造形大学【キャンパスが美術館】     バスストップギャラリー     ギャラリーアートサイト     ライトギャラリー     ウィンドウギャラリー     ギャラリーキューブ 出展者:総合領域|      永原 佳純(デザインプロデュース)     イラストレーション領域|      大西 結夕(イラストレーション)      Amii(イラストレーション)      桃川 ゆきの(イラストレーション)      玉川 実奈(イラストレーション)     美術領域|      千坂 尚義(日本画)      ミヤザキ ナノ(洋画)      西川 涼香(現代アート)     メディアデザイン領域| … 続きを読む
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美の滋賀 BACKSTORY 2020 参加のお知らせ

【キャンパスが美術館】は2月16日(土)にチカ守山で行われる『美の滋賀 backstory 2020』に参加します。 『美の滋賀 BACKSTORY』では、セイアンアーツアテンション12「Roots Routes Travelers」と関連企画「堅田*はまさんぽ〜旅する浜の倒置法〜」を振り返り、「ひらかれた場所で展示することの可能性」をテーマにお話しさせていただきます。 また会場では吉良加奈子さんの作品「travelingdog」グッズの販売や、「THE COPY TRAVELERS」とのワークショップで制作されたZINEの展示なども行う予定です。 みなさまぜひご参加ください! 『美の滋賀 BACKSTORY』昨年の様子 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 『美の滋賀 BACKSTORY 2020』 作品展示、上映会、トークセッションなど、様々な美の滋賀と出会える!“楽しみ”を詰め合わせた一日限りのアートイベント! 昨年度大好評だった『美の滋賀BACKSTORY』を、今年も開催します!今年はJR守山駅前での開催!駅直結の商業施設「チカ守山」イベントスペースに、県内各地で取り組まれている“美の滋賀”が一堂に会します。 https://www.facebook.com/events/2699768993475327/ 日時:2020年2月15日(土)12:00~16:00 場所:SHIDAX チカ守山カルチャーコート ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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第52回 かこう会
(京都成安学園創立100周年記念事業関連企画)

概要 「窠鴻会(かこうかい)」は、成安女子短期大学・成安造形短期大学・成安造形大学の卒業生の有志による団体です。 成安女子短期大学 昭和43年卒業 星野良子さんを中心に洋画専攻メンバーで、最初の絵画展を開催。その後50年間一回も休むことなく続けられ現在に至っています。 短期大学を卒業して、女性として社会的にもキャリアを磨き、結婚、子育てとの両立、いろいろな人生を歩みながらでも作品を作り続けていこう!との思いから、「窠鴻会」と名付けられました。 出品内容も洋画だけでなく、日本画、染織、版画、イラスト、写真、工芸、書、人形、立体、彫刻、陶芸、ファッション等、各々が日頃より研磨してきた作品を自由に発表、現在出品者の数も増え、第37年度卒業の諸先輩方から近年の卒業生に至ります。 第52回目となる今回は、成安造形大学【キャンパスが美術館】にて展覧会を開催いたします。 主催|窠鴻会 協力|成安造形大学【キャンパスが美術館】
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EVERYBODY NEEDS・・・

「EVERYBODY NEEDS…」 美術領域現代アート3年生がグループ展「Everybody needs…」を開催致します。 「EVERYBODY NEEDS…」とは、美術領域現代アートコース3年生が後期の課題作品を発表する展覧会です。 会 期:2020年1月15日(水)〜1月18日(土) 時 間:12:00-18:00 会 場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーウィンドウ・ギャラリーアートサイト 主 催:成安造形大学美術領域 作家・出品学生 美術領域 現代アートコース 3年生: 上田 涼茄 片岡 周介 金 蒋喜 清水 果穂 関 留莉香 髙橋 慶太 德中 千恵 日向 花愛 松山 舞音 山田 菜音 藤田 楓
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single-use

「single-use」 美術領域現代アートコース2年生がグループ展「single-use」を開催いたします。 「single-use」とは、美術領域現代アートコース2年生が後期の課題作品を発表する展覧会です。 会 期:2020年1月8日(水)〜1月10日(金) 時 間:12:00-18:00(最終日は17:00まで) 会 場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト 主 催:成安造形大学美術領域 作家・出品学生 美術領域 現代アートコース 2年生: 田中暁子 野中彩絵子 野村真悟 丸田寧桜 山口世楠 米田詞保 志内七海 田島昌和 中筋みなみ 長谷川桃子
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クリエイティブキャンパス計画に伴う設置作品募集期間延長のお知らせ

クリエイティブキャンパス計画に伴う設置作品募集の延長についてお知らせします。 締め切り期日までに応募されたプランが想定数に満たないため、締め切りを下記の期日まで延長いたします。 締め切り:2019年12月16日(月)16:00まで ※11月11日(月)までの締め切りに提出された応募者については審査時にその旨を考慮します。また、1度提出されたプランでも、延長締切期間内であれば修正(ブラッシュアップ)を受け付けます。 公募要項・応募用紙は以下からダウンロードしてください。 クリエイティブキャンパス計画に伴う設置作品募集要項 応募用紙(PDF) 応募用紙(excel)
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セイアンアーツアテンション12「Roots Routes Travelers」展評(中村史子・愛知県美術館学芸員)

琵琶湖畔の植物たち  「Roots Routes Travelers」展によせて 愛知県美術館 学芸員 中村史子 セイアンアーツアテンション12 Roots Routes Travelers / 【キャンパスが美術館】ライトギャラリー  本展のテーマとなっているルーツ(Roots)。Rootsはしばしば「起源」や「故郷」を指す。また、この語の単数形であるRootは植物の根も意味する言葉だ。植物の根は、外からは見えない地下へと深く伸び、横へと広がっていく。そして、土中の栄養分を引き揚げ、地上の茎、枝葉、花や果実を生み出す。  本展の出展作家たちの制作過程やその成果である作品を眺めると、「起源」や「故郷」以上に、この植物の根とよく似た構造を持っていることに気づかされる。彼女たちは、不可視の歴史や記憶の層の深くへと手を伸ばし、何かを掴み取る。時に、掴み取ったものが何か判然としない場合もあるが、その分からなさも含め眼前にさらし、そこから次の表現を作り上げるのである。本展は、「起源」や「故郷」であるRootsをテーマにしつつ、5名の作家の根の張り方をみせる展示とも言えよう。具体的にそれぞれの特質を整理してみよう。  それでは、中尾美園を最初に見てみよう。彼女は、先の世代が培ってきた文化を継承し、《うつす、うつる、》という作品タイトルが示す通り、できる限り「うつし」取ろうとする。《うつす、うつる、》では、文字通りしめ縄作りの過程を動画で記録し映すこと、原寸大でしめ縄を描き写すこと、そして、しめ縄作りの技術を自らの身体に移すことが試みられている。 他にも、祖母の着物の切れ端を描き写した《美佐子切》や、知人の親族に当たる女性、久代が持っていた国旗の一部を描き写した《久代切》が展示されている。いずれの作品も、あくまで“物”を巡って先の世代から中尾へと継承が行われているのが特徴だ。また、“物”に伴う文化や風習を断片的でも引き受け、それをそのまま写す/移すことで今に残そうとする姿勢を見てとることが出来る。  中尾同様、先の世代の経験の一部をそのまま再現して見せる点は、井上裕加里に共通している。井上の展示で中心的な位置付けにある映像作品《罪の意識》では、原子爆弾開発に関わった研究者、原子爆弾を広島に投下した飛行機の乗組員、広島の被曝者たちの言葉をそれぞれ作家自身が音読している。 個人的な解釈や改変を入れず、先人たちの言葉を自分自身の体を媒介に再現する姿勢は、中尾とあい通じる。しかし一方で、井上は立場の異なる複数の人物の言葉を対話形式で発話することで、それぞれの言葉のそのあい通じなさ、交差しがたさをも浮かび上がらせる。それによって、一つの事実には収斂しがたい過去の複雑さを、文字通り、自らの身体を通じて批評的に読み解こうとしている。 また、金サジも、自らの身体を過去の記憶を伝える一種の媒介物として扱っている。しかしながら、彼女が井上と大きく異なるのは、先人の経験を直裁に蘇らせることから離れ、自分自身の想像力でありえただろう過去の物語を作り上げている点だ。井上の作品には、歴史的事象の理解し難さが満ちているが、金サジは過去の伝承が自分自身の身体に意識せぬまま沈殿している驚きから出発している。 それゆえか、代表作「物語」シリーズにおいて、彼女は、記憶、そして命を宿すものとしての身体をしばしば主題として被写体を構成し、様々な演出を施して写真を撮る。注目したいのは、彼女の代表作である本シリーズの多くが、その物語も、写真自体も特定の伝承等には必ずしも紐づかない創作物である部分だろう。過去の記憶や経験は、それをそのまま時代の流れに沿って面々と継承されるだけではなく、時に現在から過去への創作や想像も含んだ大きなジャンプによって、鮮明に血の通った形で浮かび上がるのだ。 【キャンパスが美術館】ライトギャラリー / 中尾美園 / 「うつす、うつる、」 【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト / 井上裕加里 / 「罪の意識」 【キャンパスが美術館】アートサイト前エントランス / 金サジ / 「物語」シリーズ  さて、ここまで紹介した3名は、いずれも作家本人が過去や記憶の受け手となっている。その受け手をより広い射程で捉えているのが吉良加奈子だ。彼女はたまたま見つけた作者不詳の犬のイラストー落書きと言った方が適切かもしれないーの継承者、伝承者となることを勝手に名乗り出る。そして、そのイラストを石ころに描いて道端に置いたり、あるいはグッズ展開して、より多くの人々へと何気なく広めようと努力するのである。 吉良は、犬のイラストが描かれるに至った経緯やその作者、つまりイメージの起源には、あまり重心を置いていないようだ。それよりも、そのイメージとどれだけ自由に戯れられるか、そのイメージがどれだけ遠くまで届きうるかに賭けている。彼女のプロジェクトは、過去を掘り進め何かを探し出そうとするベクトル以上に、今、ここに残されたイメージをどう今後の人々が編集し受容するかというベクトルへと動かされている。  さらに、過去を継承し解釈する主体を、自分自身を超えて人間以外の存在へとも易々と置き換えるのが澤田華である。澤田も吉良も、偶然出会った身元不明のイメージから出発しているが、澤田は吉良と異なり執拗にその正体を追求する。その淡々とした手つきは、どこか鑑識などを彷彿とさせる。 しかしながら、あくまで調査をしている風のプロセスこそが彼女の作品においては肝心なのであり、本当にその正体を把握する気ははなから無さそうだ。20世紀中ばの欧米の室内風景写真に写り込んだ謎の円形の突起を、ハンドスピナーや香炉ではないかと、彼女は予測するくらいなのだから。さらに、パソコンの自動認識システムは、そのイメージを似ても似つかない海外の芸能人だと名指して憚らない。 … 続きを読む
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Rolling Eggs Vol.10 鳥たちは滋賀に遊ぶ

概要 「滋賀芸術学舎」は、2006年に大津市堅田にひらきました民家を改装したちいさな美術教室・制作工房です。 幼稚園・保育園から高校生、美大生、社会人、作家、デザイナーなどが、お互いに影響されながらさまざまな制作活動を日々楽しんでおります。 今回は、『鳥たちは滋賀に遊ぶ』をテーマとして4歳から73歳まで、約50名で『滋賀で観測される鳥図鑑』を制作。 日本野鳥の会滋賀様による監修の元、滋賀を代表する鳥の選抜を行いました。それらの中から自分の好きなものを選び資料を元に制作をします。 また、有志でその平面作品をもとにしたアニメーション作品も制作、『滋賀の鳥図鑑』として一連のアニメ作品を制作する。生徒たちが、滋賀の空を駆ける鳥を、楽しく誠実に表現した作品を発表できればと思います。 主催|滋賀芸術学舎 協力|成安造形大学【キャンパスが美術館】、株式会社サクラクレパス、mizunomori
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棚田・里山、湖辺の里 淡海の夢2019風景展

「棚田・里山、湖辺の里 淡海の夢2019風景展 (おうみのゆめ)」 琵琶湖を中心とした湖国の自然や風景、町並みは今、次世代に引き継ぎたい美しく貴重な日本の原風景として広く注目されています。 本展は公募風景展です。一般の方や学生の作品を通して、近江の素晴らしい景観と固有の価値を再発見していただけると幸いです。 【展覧会概要】 棚田・里山、湖辺の里 淡海の夢2019風景展 (おうみのゆめ) 会期 2019 年12月2日(月)~14日(土)  時間 11:00~17:00 会場 成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト 休館日 日曜日 入場無料 関連企画 アーティストトーク 12月14日(土)14:00~16:00  会場 I棟1階プレゼンルーム(アートサイト横教室) 企画・監修/永江弘之(ながえひろゆき)(成安造形大学教授) 協賛/株式会社クサカベ、ホルベイン画材株式会社 主催/成安造形大学附属近江学研究所 問合せ 成安造形大学附属近江学研究所 077-574-2118
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井上裕加里 / Inoue Yukari

井上裕加里 Inoue Yukari – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト – 1991  広島生まれ 2012  倉敷市立短期大学 服飾美術学科 卒業 2014  成安造形大学 芸術学部芸術学科美術領域現代アートコース 卒業 – 個展 2019 線が引かれたあと (Kunst ARZT/京都) 2017 堆積する空気(Gallery PARC/京都) 2015 井上裕加里 展 (CAS/大阪)     confidential information (Kunst ARZT/京都) 2013 It’s a small world (Kunst ARZT/京都) – グループ展 2019 Parallax Trading (das weisse haus / … 続きを読む
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金サジ / Kim Sajik

金サジ Kim Sajik – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ライトギャラリー – 1981年 京都生まれ 関西を中心に写真家として活動中 – 個展 2017年 「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」(東京都写真美術館/東京)      「満月の夜、男は墓を建て、女はぼっくりを食べる」(アートスペース虹/京都) 2016年 「STORY」(アートスペース虹/京都) 2015年 「STORY」(アートスペース虹/京都) 2012年 「かわいて、またぬれる」(gallery PARC/京都) 2011年 「瑠璃も玻璃も照らされている」(立体ギャラリー射手座/京都) – 国 際 展 2014年 「釜山ビエンナーレ 特別展示 アジアンキュレイトリアル展」(韓国/釜山) – グループ展 2018年 「京都府新鋭選抜展2018」(京都府立文化博物館/京都)      「アーカイブをアーカイブする」(みずのき美術館/京都)      「ROKKOフォトグラフィックガーデン」(六甲山/兵庫) 2017年 「showcase#6 ”引用の物語 storytelling”curated by minoru shimizu」(eN arts/京都)      「Ascending Art … 続きを読む
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吉良加奈子 / Kira Kanako

吉良加奈子 Kira Kanako – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ウィンドウギャラリー – 1996年 愛媛県宇和島市生まれ 2019年 成安造形大学 芸術学部 芸術学科 美術領域 現代アートコース卒業 個展 2019年 「旅する犬」(KUNST ARZT/京都) 2017年  「選択を洗濯する」(成安造形大学 E棟102展示室、イベント広場上空/滋賀) – グループ展 2018年 「堅田*はまさんぽ〜アートでまち歩き〜」(堅田浜通り商店街およびその周辺/滋賀)      「シャイン シャイン シャイン」(成安造形大学 ギャラリーアートサイト・ギャラリーキューブ/滋賀) 2017年 「巴−ともえ−」(堀川御池ギャラリー/京都)      「On your marks はじめての個展」(成安造形大学 バスストップギャラリー/滋賀)      「まばたきねん」(MEDIA SHOP|gallery/京都)      「チャレンジ2回生」(成安造形大学 ギャラリーアートサイト・ギャラリーウインドウ/滋賀) 2016年 「Re:present」(成安造形大学 … 続きを読む
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澤田華 / Sawada Hana

澤田華 Sawada Hana – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ギャラリーキューブ – 1990年 京都府生まれ 2016年 京都精華大学大学院 芸術研究科博士前期課程 修了 – 個展 2018年 「見えないボールの跳ねる音」(Gallery PARC/京都) 2017年 「ラリーの身振り」(KUNST ARZT/京都) – グループ展 2019年 「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館ギャラリー/愛知)      「フラッシュメモリーズ」(The Third Gallery Aya/大阪)      「Identity XV – curated by Meruro Washida -」(nichido contemporary art/東京)      「凍りつく窓:生活と芸術」(CAGE GALLERY/東京) 2018年 「showcase #7 … 続きを読む
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中尾美園 / Nakao Mien

中尾美園 Nakao Mien – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ライトギャラリー – 2006年 京都市立芸術大学大学院美術研究科保存修復専攻 修了 – 受賞歴 2013「第45回毎日・DAS学生デザイン賞」大阪 金の卵賞 2013「京都市美術館開館80周年記念展2013京展」京都 館長奨励賞 – 個展 2018年 「紅白のハギレ」(ギャラリー揺/京都)      「あすの不在に備えて」(元崇仁小学校/京都)      「うつす、うつる、」(Gallery PARC/京都) 2016年 「図譜」(Gallery PARC/京都) 2013年 「いつかの庭」(KUNST ARZT/京都) – グループ展 2019年 「ASYAAF2019」(DDP/韓国・ソウル) 2016年 飛鳥アートヴィレッジ2015「明日香の匠展」(県立万葉文化館/奈良)     Assembridege NAGOYA 2016 現代美術展「パノラマ庭園 -動的生態系にしるす-」(Botão Gallery/愛知) – 受賞 2014年 シェル美術賞(国立新美術館/東京)入選 2008年 京展(京都市美術館/京都)館長奨励賞/’09 須田賞・芝田記念賞 ——– … 続きを読む
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京都成安学園 歴史資料展示

京都成安学園 歴史資料展示 – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】バスストップギャラリー – 成安造形大学の設置者である京都成安学園は2020年に創立100周年を迎えます。 京都成安学園の歴史は、1920(大正9)年の成安裁縫学校の設立に始まりました。 その後、1950(昭和25)年に成安女子短期大学開設、1993(平成5年)年に学校法人名を京都成安学園に改称し、成安造形大学が開校しました。 本会場では、「常設展示 学園歴史資料室」の内容を再編し特別展示いたします。 ——– 「常設展示 学園歴史資料室」詳細はこちら
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Roots Routes Travelers展関連グッズ販売

Roots Routes Travelers展関連グッズ販売 – 展示会場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ミュージアムショップ – 「Roots Routes Travelers ルーツ・ルーツ・トラベラーズ」展関連グッズを【キャンパスが美術館】ミュージアムショップにて販売いたします。 出展作家の一人である吉良加奈子の作品「旅する犬」グッズを今回の展覧会に向け特別デザインしました。 ——– 1.travelingdogデザインTシャツ 2.travelingdogデザインキッズTシャツ 2.travelingdogハンドタオル 3.travelingdogショルダーバッグ 4.travelingdogアクリルキーホルダー 4.travelingdogステッカー
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イベント

1, ギャラリートーク&オープニングパーティー キャンパスが美術館スタッフによるギャラリーツアーを開催し、 各会場を回りながら作家にギャラリートークをしていただく予定です。 また、ツアー後には高槻市の食事処「FOR THE TABLE」が「ルーツ」を テーマにした食事をご用意いたします。 ◯ギャラリートーク 日 時|2019年11月2日[土]14:00–16:00 ゲスト|井上裕加里     金サジ     吉良加奈子     澤田華     中尾美園 進 行|田中真吾(成安造形大学 キャンパスが美術館職員) 入 場|無料 会 場|成安造形大学 I棟プレゼンルーム 定 員|80人(予約不要) 主 催|成安造形大学 ◯オープニングパーティー 日 時|2019年11月2日[土]17:00–19:00 料 理|FOR THE TABLE 入 場|無料 会 場|成安造形大学 I棟エントランス 定 員|80人(予約不要) 主 催|成安造形大学 _______ 2, トークイベント 愛知県美術館学芸員である中村史子さんをゲストにお迎えし、 作家とともにトークを行っていただきます。 日 時|2019年11月23日[土]14:00–16:00 ゲスト|中村史子(愛知県美術館学芸員) 進 行|田中真吾(成安造形大学 … 続きを読む
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セイアンアーツアテンション12「Roots Routes Travelers」展評

琵琶湖畔の植物たち  「Roots Routes Travelers」展によせて 愛知県美術館 学芸員 中村史子 セイアンアーツアテンション12 Roots Routes Travelers / 【キャンパスが美術館】ライトギャラリー  本展のテーマとなっているルーツ(Roots)。Rootsはしばしば「起源」や「故郷」を指す。また、この語の単数形であるRootは植物の根も意味する言葉だ。植物の根は、外からは見えない地下へと深く伸び、横へと広がっていく。そして、土中の栄養分を引き揚げ、地上の茎、枝葉、花や果実を生み出す。  本展の出展作家たちの制作過程やその成果である作品を眺めると、「起源」や「故郷」以上に、この植物の根とよく似た構造を持っていることに気づかされる。彼女たちは、不可視の歴史や記憶の層の深くへと手を伸ばし、何かを掴み取る。時に、掴み取ったものが何か判然としない場合もあるが、その分からなさも含め眼前にさらし、そこから次の表現を作り上げるのである。本展は、「起源」や「故郷」であるRootsをテーマにしつつ、5名の作家の根の張り方をみせる展示とも言えよう。具体的にそれぞれの特質を整理してみよう。  それでは、中尾美園を最初に見てみよう。彼女は、先の世代が培ってきた文化を継承し、《うつす、うつる、》という作品タイトルが示す通り、できる限り「うつし」取ろうとする。《うつす、うつる、》では、文字通りしめ縄作りの過程を動画で記録し映すこと、原寸大でしめ縄を描き写すこと、そして、しめ縄作りの技術を自らの身体に移すことが試みられている。 他にも、祖母の着物の切れ端を描き写した《美佐子切》や、知人の親族に当たる女性、久代が持っていた国旗の一部を描き写した《久代切》が展示されている。いずれの作品も、あくまで“物”を巡って先の世代から中尾へと継承が行われているのが特徴だ。また、“物”に伴う文化や風習を断片的でも引き受け、それをそのまま写す/移すことで今に残そうとする姿勢を見てとることが出来る。  中尾同様、先の世代の経験の一部をそのまま再現して見せる点は、井上裕加里に共通している。井上の展示で中心的な位置付けにある映像作品《罪の意識》では、原子爆弾開発に関わった研究者、原子爆弾を広島に投下した飛行機の乗組員、広島の被曝者たちの言葉をそれぞれ作家自身が音読している。 個人的な解釈や改変を入れず、先人たちの言葉を自分自身の体を媒介に再現する姿勢は、中尾とあい通じる。しかし一方で、井上は立場の異なる複数の人物の言葉を対話形式で発話することで、それぞれの言葉のそのあい通じなさ、交差しがたさをも浮かび上がらせる。それによって、一つの事実には収斂しがたい過去の複雑さを、文字通り、自らの身体を通じて批評的に読み解こうとしている。 また、金サジも、自らの身体を過去の記憶を伝える一種の媒介物として扱っている。しかしながら、彼女が井上と大きく異なるのは、先人の経験を直裁に蘇らせることから離れ、自分自身の想像力でありえただろう過去の物語を作り上げている点だ。井上の作品には、歴史的事象の理解し難さが満ちているが、金サジは過去の伝承が自分自身の身体に意識せぬまま沈殿している驚きから出発している。 それゆえか、代表作「物語」シリーズにおいて、彼女は、記憶、そして命を宿すものとしての身体をしばしば主題として被写体を構成し、様々な演出を施して写真を撮る。注目したいのは、彼女の代表作である本シリーズの多くが、その物語も、写真自体も特定の伝承等には必ずしも紐づかない創作物である部分だろう。過去の記憶や経験は、それをそのまま時代の流れに沿って面々と継承されるだけではなく、時に現在から過去への創作や想像も含んだ大きなジャンプによって、鮮明に血の通った形で浮かび上がるのだ。 【キャンパスが美術館】ライトギャラリー / 中尾美園 / 「うつす、うつる、」 【キャンパスが美術館】ギャラリーアートサイト / 井上裕加里 / 「罪の意識」 【キャンパスが美術館】アートサイト前エントランス / 金サジ / 「物語」シリーズ  さて、ここまで紹介した3名は、いずれも作家本人が過去や記憶の受け手となっている。その受け手をより広い射程で捉えているのが吉良加奈子だ。彼女はたまたま見つけた作者不詳の犬のイラストー落書きと言った方が適切かもしれないーの継承者、伝承者となることを勝手に名乗り出る。そして、そのイラストを石ころに描いて道端に置いたり、あるいはグッズ展開して、より多くの人々へと何気なく広めようと努力するのである。 吉良は、犬のイラストが描かれるに至った経緯やその作者、つまりイメージの起源には、あまり重心を置いていないようだ。それよりも、そのイメージとどれだけ自由に戯れられるか、そのイメージがどれだけ遠くまで届きうるかに賭けている。彼女のプロジェクトは、過去を掘り進め何かを探し出そうとするベクトル以上に、今、ここに残されたイメージをどう今後の人々が編集し受容するかというベクトルへと動かされている。  さらに、過去を継承し解釈する主体を、自分自身を超えて人間以外の存在へとも易々と置き換えるのが澤田華である。澤田も吉良も、偶然出会った身元不明のイメージから出発しているが、澤田は吉良と異なり執拗にその正体を追求する。その淡々とした手つきは、どこか鑑識などを彷彿とさせる。 しかしながら、あくまで調査をしている風のプロセスこそが彼女の作品においては肝心なのであり、本当にその正体を把握する気ははなから無さそうだ。20世紀中ばの欧米の室内風景写真に写り込んだ謎の円形の突起を、ハンドスピナーや香炉ではないかと、彼女は予測するくらいなのだから。さらに、パソコンの自動認識システムは、そのイメージを似ても似つかない海外の芸能人だと名指して憚らない。 … 続きを読む
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臨時休館のお知らせ

台風の影響によるJR湖西線運転見合わせ・大学の学内立入禁止措置により「キャンパスが美術館」は臨時休館といたします。 ご迷惑おかけいたしますが、ご了承ください 10月12日[土] 10月13日[日] 終日臨時休館 お問い合わせ先| 成安造形大学 075 574 2111 (代)
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滋賀の高校美術教員展 2019

概要 本展は、滋賀県内の高等学校で教鞭をとる教員有志によるグループ展です。 芸術教育に携わりながら、精力的に制作・発表を続ける作家たちの豊かな作品をこの機会にどうぞご覧ください。 タイトル:滋賀の高校美術教員展2019 会 期:2019年8月28日(水)〜9月8日(日) 時 間:11:00-17:00 会 場:成安造形大学【キャンパスが美術館】ライトギャラリー 主 催:成安造形大学
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