【共創プロジェクト】ムダモルフォーゼプロジェクト リサーチプログラム・作品プレゼンを実施しました!
エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社と本学による共創プロジェクト『ムダモルフォーゼプロジェクト』が順調に進行しております!
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ムダモルフォーゼプロジェクト始動&作品募集のお知らせ
5月には作品制作に向けたアイデア展開のヒントとして、リサーチプログラムを2回に分けて実施しました。
第1回目は未来社会デザイン共創機構研究員 田口によるアイデア出しのレクチャーの後、領域や学年の垣根をこえてグループをつくり、「究極のムダモルフォーゼ」「最悪のムダモルフォーゼ」というテーマを用いた二極ブレインストーミングを行いました。
さらには学生グループの中に阪急うめだ本店、エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社の担当者さまにも入っていただき、現場の視点からブレストにご参加いただきました。
今回のブレインストーミングでは、テーマ自体を極端に振り切ることで、より自由な発言を誘います。
出てきた言葉を判断せずにとにかく書き出す!という勢いを大切にしながら進めていきました。
最後に、出てきたワードをグルーピング。
ただ名前をつけるのではなく、ひねらせて面白いグループ名をつけていきます。
「おかん」「ラーメン」「不良」「炎上商法」…?!
なかなか難しい作業で苦戦しているグループもあるようでしたが、最終的にはクスッと笑顔になる親和図ができあがりました。
第2回目は強制連想法という発想法を用いて進めていきます。
気になる素材を縦軸、前回出てきた親和図から抽出したワードを横軸に置いて、その項目を掛け合わせることで強制的にアイデアを創出します。
例えば、「着物」と「LIFEバズり(日常生活を豊かに)」を掛け合わせて、着物の袖を使ったエコバッグを作る!というようにアイデアに変えていきます。
リサーチプログラムの最後は、「MYムダモルフォーゼ宣言」!
1人ずつ、考えた作品アイデアをイラストや図に描いて発表します。
端切れを編み込んだコースターや、ネクタイを使ったアクセサリー、着物生地の短ランなど個性豊かなアイデアが飛び交いました。
そして先日は応募作品のプレゼンテーションが実施されました。
阪急うめだ本店、エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社の担当者さま、空間デザイン領域の大野先生、
研究・連携支援課 職員、そしてプロジェクト運営メンバーが応募作品を審査します。
コスチュームからプロダクト、アクセサリー、アート作品まで幅広い応募作品が出揃い、ムダモルフォーゼの可能性を感じるプレゼンテーションばかりでした。
審査員からは現場の目線からのコメントや質問があり、学生にとっても実制作へ向けたアイデアのブラッシュアップにもつながる良い機会になったようです。
ここから審査を行い、採用された作品は9月-10月の展示販売に向けて制作がスタートします。
ムダモルフォーゼした作品たちのお披露目をお楽しみに!
『ムダモルフォーゼプロジェクト』詳細
【概要】
「無駄(廃棄物)を変身(メタモルフォーゼ)させ、新たな価値をもたせた作品を制作し、発表するプロジェクト」です。
大量生産と大量消費のアパレル業界において、売れ残り商品の廃棄が問題となっています。
不用品に新たな価値を生み出す「アップサイクル」を推進していくために、「阪急うめだ本店」や「イズミヤ」を運営するエイチ・ツー・オーリテイリング株式会社と連携し、廃棄物からアートを生み出し未来の作品作りに取り組みます。
ムダモルフォーゼ運営委員会で提供する廃棄物・端材を素材として、作品を制作してください。
また、自身が持て余している素材を使用していただいても構いません。
ムダモルフォーゼのコンセプトを元に、独自のテーマや手法で表現してください。
作品は阪急うめだ本店やイズミヤで展示・販売を行う予定です。
(9月にイズミヤ堅田店、10月に阪急うめだ本店10階『うめだスーク』中央街区)
【主催】
ムダモルフォーゼ運営委員会
【協力】
エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社
成安造形大学 未来社会デザイン共創機構・地域連携推進センター
*環びわ湖大学・地域コンソーシアム「大学地域連携課題解決支援事業2022」の助成を受けて実施しております。
【問い合わせ先】
ムダモルフォーゼ運営委員会
SNS|@mudamorphose
E-mail|mudamorphose@gmail.com