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未来社会デザイン共創機構

【YUI Lab】学生企画ワークショップを実施しました!

2023.09.19

コミュニティスペース「結」のリニューアルオープンに向けたプロジェクト「YUI Lab(ゆいラボ)」では、
学生や地域住⺠の交流を育むコミュニティスペースのデザインを目指して有志学生が集まり、
さまざまなプログラムを企画しています。

YUI Lab(ゆいラボ)についてはこちら

 

学生企画の中から、アートとゲームを組み合わせた新感覚のワークショップ「アート大喜利」を
8月26日(土)に開催された中学生向けオープンキャンパス内で実施しました!

美術に興味のある中高生をターゲットにした今回のワークショップは、3つのゲームを通して、思考の幅を広げ、
より自由なアートの魅力や学校の授業では得られないような楽しさを体験してもらうことを目的としています。

1つ目はアイスブレイクを兼ねて「神のみぞ戦争」と題した発想力を養うイラストゲームを行いました。
参加者を攻撃チーム、守りチームに分けて、画用紙中央に描かれたお姫さまをかけて戦います。
攻撃チームはお姫さまへの攻撃をイラストで描き込み、守りチームが攻撃からお姫さまを守る方法を描き込みます。
(例|攻撃→お姫さまが嫌いな虫が大量発生! 守り→虫を近づけない強力防虫スプレーを描いて守る!)

それぞれイラストを描く時間は30秒ずつ。攻守がテンポよく入れ替わる中で自然と参加者間の交流が盛り上がりました。

 

2つ目のゲームは「漢字あてクイズ」です。
卵糖(カステラ)や、蝸牛(かたつむり)のように読み方が複雑な漢字を取り上げ、
構成している字から何を表しているかを予想し、イラストを描きます。

まずはお題となる漢字を見て、「鳥という字が入ってるから鳥類の名前かな?」「菜が入ってるから野菜の名前かも…」
というように、なんと読むか、何を表しているかを字だけをみて予想します。

1度目の予想を終えると質問タイムに入ります。
「それは動物ですか?」「それは鳴きますか?」「それは冷たいですか?」など、
出題者が「はい」か「いいえ」で答えられる質問をして、その回答を踏まえもう一度予想をしてみます。

このゲームには、インターネットが普及した現代でも単に情報を検索・調べるだけではなく、
自らの思考を活用して答えを導き出すプロセスを経験してもらおうという狙いが込められています。
答えの導き方やイラストの表現から参加者それぞれの個性が光る面白いゲームになりました。

 

最後のゲームは、大学から出た不要なアイテムを再利用し作品を制作する「ときめきリサイクル」です。
工作のようなゲームですが、不要品という限られた材料で制作するという制限があり、参加者の発想力が試されます。

工作で表現するのは、ランダムに指定された2つのワードです。
美しい/赤い などの形容詞、ウサギ/りんご などの名詞、走る/泣く などの動詞、
ワクワク/キラキラ などのオノマトペといったワードをランダムで2つ引き、
その2つを組み合わせたワードを自分なりに作品にします。
例えば、「クルクル」「ご飯」というワードだと、クルクル回りながらご飯を食べる人を作ったり、
クルクル曲がったご飯粒やお箸を表現するなど、解釈は人によって違います。

完成後は他の参加者の作品を鑑賞しながら何のワードを表現したのかを考察し合います。

アクリル板の端材や布の切れ端、ロープ、木片などの他にも使えなくなってしまったマウスやコードなど
多様な不要品をうまく活用し、創造力にあふれる作品が完成しました。

 

また、当日は同じくYUI Labで立ち上がった参加型の展示企画も試験的に設置するなど、
「結」がアートを通じた交流の場になる第一歩と言える1日になりました。

今回はYUI Labでは初の実践でしたが、手応えを感じると同時に次に活かせる発見も多くありました。
今後のYUI Labの活動にもご期待ください!

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