【共創プロジェクト】湖西線アートプロジェクト おひろめ会を開催しました!
西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)との連携事業『湖西線アートプロジェクト』、今年は近江今津駅を舞台に展開しています。
湖西線アートプロジェクトに関する過去ブログはこちら
●令和5年度「湖西線アートプロジェクト」が始まりました!
●湖西線アートプロジェクト アート制作ワークショップ~みんなでつくろう!メタセコイア並木ワークショップ~ 開催のお知らせ
●12月2日(土) 湖西線アートプロジェクト おひろめ会開催のお知らせ
昨年度に続き、宮永真実 講師が担当する総合領域3年生の授業と連携し実施している湖西線アートプロジェクト。
授業内でリサーチや企画提案を行い、作品制作に取り組みました。
地域住民や駅利用者を対象にしたワークショップを開催し、ついにアートが完成!!
12月2日(土)近江今津駅にておひろめ会を開催しました。(開催概要はこちら)
主催者、来賓者からのご挨拶や制作した学生からのコメントをいただき、これまでの活動をまとめたメイキングムービーなどを上映しました。
さらに、JR西日本が発行するICOCAのキャラクターの「イコちゃん」も遊びに来てくれました。
今回は、近江今津駅構内の特徴や高島市内の観光地からアイデアを広げ、大きく3つのアートを制作しました。
1つ目は、駅構内の風通しの良さに着目して制作した風のアート《今津の伊吹》。
近江今津駅がある高島市の名産「高島ちぢみ」を、琵琶湖を象徴する青色と、駅周辺に広がる自然を象徴する緑色に染め、
天井から吊るすことで、駅に吹き抜ける風の流れを視覚的に楽しむことができます。
ダイナミックに弧を描く鮮やかな高島ちぢみが、訪れる人を歓迎するように駅を明るくしてくれました。
2つ目は、ワークショップを通じて完成した、メタセコイア並木をイメージしたアート《駅を彩るメタセコイア並木》。
高島市を代表する観光地の1つであるメタセコイア並木のように、改札からホームへ上がる階段に沿って、色とりどりの12本の木が並んでいます。
こちらは、10月に地域住民や駅利用者を対象に開催したワークショップで制作しました。
1月から12月、各月のイメージカラーを用意し、葉っぱを茂らせるように参加者の手形やスタンプを押しました。
子どもから大人まで、さらには参加者の愛犬まで、可愛い手形を残してくれました。ぜひ間近でご覧ください。
3つ目は、ガラス窓が多い構内を生かした、光のアート《Nature》。
ガラス窓に、滋賀県や高島市にゆかりのある形にカットしたカラーフィルムを貼り付け、無機質に見えていた駅構内を明るく彩ります。各出口の方面の自然環境にあわせたカラーリングや形で方向案内も兼ねた作品になっています。
時間帯によっては外から差し込む光によって色が広がり、地面に落ちる影もお楽しみいただけます。
おひろめ会の会場では撮影会やマルシェも開催され、賑やかな1日となりました。
アートはしばらくの間駅構内に設置されます。お近くにお越しの際はぜひお楽しみください!