地域連携推進センター

地域大連携オペラ長浜で上演!

2014.12.24

今年4月から本学のプロジェクト演習「地域大連携オペラ創造プロジェクト 舞台芸術計画(映像コンテンツ制作)」(担当:泊博雅教授)で取り組んできましたプロジェクションマッピングが完成し、その映像コンテンツを使用したオペラ「天国と地獄」が12月23日(火・祝)長浜文化芸術会館で上演されました。

この地域大連携オペラはびわ湖ホールが2012年から取り組んでこられたプロジェクトで、県内の地域や学校との交流・連携をはかり、総合舞台芸術であるオペラの本格的な公演を3年目に実施するというものです。今年はその集大成の年にあたり、オッフェンバック作曲喜歌劇「天国と地獄」が県内3ヶ所のホールで上演されます。

本学では、このオペラのメインの舞台美術となるプロジェクションマッピングに取り組みました。舞台には巨大なパリの凱旋門が中央に設けられ、そこに映像が投影されます。4幕を分担し、それぞれの学生がストーリーを理解しながら映像をつくりあげました。

舞台中央の巨大凱旋門 プロジェクションマッピングが真っ白な凱旋門に投影されています

この日長浜で行われた公演は約400名という満席の観客の前で行われました。はじめに、今回の舞台を演出された演出家の中村敬一氏がオペラの解説をされ、その中で本学との連携についても詳しく語られました。
「天国と地獄」は運動会でもなじみの「カンカン」が出てくるギリシャ神話のパロディで、テンポよく楽しく進むストーリー展開に見応えがあり、その流れにぴったりとくる大迫力の映像が見る人を圧倒しました。

天国の神々が地獄へ行くシーンでは、神々がジェットコースターに乗るイメージが写されました。言葉にできない迫力があります。

公演終了後は拍手が鳴り止まず、この日、特別に参加した第4幕の映像を担当した大内清樹(メディアデザイン領域映像放送コース)に来場者から感激の言葉が投げかけられました。

フィナーレは美しいパリの様子が投影されました。

 

次回の公演は、びわ湖ホール中ホールに場所を替え、2015年1月10日(土)と12日(月・祝)に行われます。是非ともご高覧ください。
問い合わせ:びわ湖ホールチケットセンター077-523-7136
プロジェクト授業の様子はコチラをご覧ください。

プロジェクト演習「地域大連携オペラ創造プロジェクト 舞台芸術計画(映像コンテンツ制作)」
指導教員:泊博雅教授
1幕担当:董 于海(メディアデザイン領域3年) 、川野 誠治(メディアデザイン領域4年)、入江 真奈美(メディアデザイン領域3年) 、横山 明日香(メディアデザイン領域3年)

2幕担当:長川 祥子(総合領域3年) 、平田 麻美(メディアデザイン領域3年)、小田原 朱里(総合領域2年)、藤田 樹(総合領域2年)

3幕担当:真邊 崇行(メディアデザイン領域3年)、中村 早希(メディアデザイン領域2年)、大谷 茜(メディアデザイン領域2年) 、加賀谷 向日葵(メディアデザイン領域1年)

4幕担当:大内 清樹(メディアデザイン領域2年) 、寺村 卓磨(メディアデザイン領域2年)

 

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