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教育連携推進センター

エスト美術研究所にて出張授業を実施

2022.08.30

2022年7月29日(金)、エスト美術研究所にて本学教員が出張授業を行いました。
デッサン等の基礎である「立体感」を表現するためのポイントの解説を行った後、キアロスクーロ技法を用いた描画体験を行いました。
キアロスクーロはイタリア語で「明- 暗」という意味で、絵画、素描、版画などで光によってつくられる物体の明部と暗部を再現し、凹凸や立体感を与えるための技法です。また、真っ白な紙ではなく、中間色の紙を用い、明部を白色、暗部を黒色で表現することで明暗の調子を捉える感覚を養うことができます。

受講生の中にはデッサンの経験が浅い方もおられましたが、ものから反射する光や陰影の表情を捉えられていた作品が多かったように思います。「難しかった!」「陰影の表現が少しわかるようになった」「楽しかった」「昨年も受講して今回が2回目だけど、前回よりうまく描けた」など様々な感想が出ていました。
授業終了後は、大学で学べることや学生作品等の紹介を行いました。みなさん熱心に耳をかたむけ、話を終えてからも自作のアドバイスがほしい!と声をかけてくれる受講生もいました。

今回の技法もそうですが、自分のものにするためには少し練習が必要な場合もあります。今日の経験からさらに自分の基礎力を磨いていってほしいと思います。


エスト美術研究所 <キアロスクーロ技法>
日時:2022年7月29日(金)9:30-15:30
場所:エスト美術研究所
担当:藤井俊治(共通教育センター助教)

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